AKB入山杏奈主演のホラー映画『青鬼』 ニコ動で育ったその原作の歴史とは?

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7月5日に公開されるAKB48の入山杏奈さん主演のホラー映画『青鬼』。ブルーベリーのような色をした奇妙な怪物のビジュアルが衝撃的なこの作品ですが、原作はネットで有名なフリーゲームでした。この作品が“ゲーム実況”でブレイクしたこと、ご存じでしょうか?

この『青鬼』の歴史について調べてみました。

「noprops」さんが『RPGツクール』で作成したゲーム『青鬼』は、あまりの怖さからネットでは知る人ぞ知る有名作品でした。「ニコニコ動画」にホラーが苦手な友達に無理矢理プレイさせ、絶叫する様子をおさめた動画が投稿されたことから、一気に知られるようになったのです。



動画の再生数は488万! 人気に火がついた『青鬼』は英訳され、年収4億円を誇るYoutubeで最も有名なゲーム実況者「PewDiePie」も実況動画を投稿しました。

ただ実況で人気になっただけではありません。「noprops」さんはゲームを次々に改良していきます。バージョンアップのたびに仕掛けやエンディングが進化し、それを追いかけて仕掛けを活用した新たな実況が投稿されるようになりました。たとえば、クリア時間を活かしたこの動画は、スポーツ実況のようで全く別のゲームとして楽しめます。


とことん遊ぶことには定評のあるニコニコユーザー。ゲームの速度を変更するツールを使い、青鬼がウサイン・ボルト選手並の超高速で迫ってくる動画もまた、人気になります。

このように「作者」と「ゲーム実況者」が新しい面白さを開拓しあって世界にまで広がっていった『青鬼』。映画本編はニコニコ動画で公開され、世界最速でそれを“実況”する番組も予定されています。

『青鬼』は、この夏のホラー映画として話題ナンバーワンは間違いないでしょう。ぜひ、映画といっしょに動画もどうぞ。

(文/伊予柑


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