「パパ」は2位でした!日本人女性の父親の呼び方ランキング・トップ10を発表
娘がいる男性の方にとって、いつか訪れると覚悟しながらも、想像するだけで泣いてしまうシーンといえば、月明かりの中、縁側で詰将棋を指しているところに結婚前夜の娘がやってきて、背中越しに「今日までお世話になりました」と涙ながらに語る場面ですよね。
先日娘が生まれたばかりの友人に、息子と比較して娘という存在がどれだけ可愛いかと力説されていたのですが、その時に友人が「いつかパパから『おい!』とかに変わるのかな…」と早くも娘の反抗期を想像し不安になっているのを見て、娘がいる父親というのは大変なんだなと思いました。
そこで、今回は前回好評だった「男性に聞く 母親の呼び方ランキング」につづいて、「女性に聞く 父親の呼び方ランキング」をお届けいたします。
20代から60代までの女性250人に調査した結果、トップ10は以下のようになりました。
1位 お父さん:64.8%
2位 パパ:10.8%
3位 その他:8.8%
4位 父ちゃん:6.8%
5位 親父:2.4%
同率 おとう
7位 「ねぇ」や「おい」など、呼びかける:1.2%
8位 父上:0.8%
同率 おとん
同率 名前そのまま
断トツの1位となったのはやはり「お父さん」。男性のランキングで1位だった「お母さん」と並んで、「お◯さん」というのがジャパニーズスタンダードであるというのが解る結果となりました。しかし、得票率を見てみると64.8%という数字は、男性の「お母さん」が41.2%という結果と比較してみても圧倒的得票率で、これは少し驚きの結果といえるのではないでしょうか。
男性と大きく違う結果となったのは、2位の「パパ」。男性にとって成人してからは「ママ」と呼ぶのはなんだか気恥ずかしいという印象でランキングでも下位になりましたが、女性の場合「パパ」という呼び方は「お父さん」に次いで一般的な呼び方であるということになりました。
「パパ」は若い女性だけではないかと思われる方も多いと思いますが、年代別にみても全ての年代で上位にランクインしていますので、世代を問わず女性にとって「パパ」というのは、フランクな呼び方の代表選手であるということになります。
冒頭でご紹介した筆者の友人が心配していた「おい」等と呼びかけるというのは、7位という結果になりました。全体的に得票数が少ないとはいえ、この結果は娘を持つ父親にとってはやはり恐ろしい数字ですね。
最近では「ダディ」などと呼ばせるようにしている方も増えてきたようですが、そういった方は、いつか「Hey!」に変わるのではないかと日々心配しているのでしょうか。もしかしたら、結婚前夜の挨拶は「Hey! ダディお世話になりました」と合わせ技になるのかもしれないと考えたら、日本の行く末も少し明るいような気がしてくる限りです。
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年6月25日(水)~6月27日(金)
対象:全国20代~60代 男性ユーザー計250名
(文/しらべぇ編集部・常時系)