【コラム】ラーメン二郎を日常的に食ってる人は「かわいそう」と思われてるらしいよ

Exif_JPEG_PICTURE山本一郎です。月に二度ほど行く家系ラーメンが楽しみです。

ところで、「お前らラーメン二郎を知ってますか?」というアンケートをとってみました。

■「ラーメン二郎」を知っていますか? どのくらいの頻度で足を運びますか?(東京都23区内にお住まいの方 n=822、男性:女性=89:11)

・知らない:82%
・知っている:17%

・行ったことがある:6%(50人)

そのうち、

・月に一回以上:14人
・二ヶ月に一回程度:6人
・三ヶ月から半年に一回程度:6人
・年に一回程度:24人

何だよ、お前らウェブで騒いでいる割に全然「ラーメン二郎」行ってねえじゃんかよ。何でそんなに持て囃しているの? いろいろと謎に包まれつつ、「ラーメン二郎」食ってる勇者50人に聞きました。

■なぜ「ラーメン二郎」に足を運びますか? もっとも重視する理由を教えてください。

・習慣だから:14人
・知人・同僚に連れられて:9人
・たまに食べたくなる程度:9人
・近所にあるから:7人
・他に選択肢がない:2人
・その他:9人

何この選ばれし感じの14人。なんなの。明らかに「月に一回以上」足を運んでいる人がそのまんま「習慣だから」と回答していますね。大丈夫なんでしょうか。何が楽しみで生きているのか良く分からないですね。

日ごろ二郎の前で行列している人の割合は、23区内に住んでる男性で言うならば、ちょうど1.6%。共産党支持率や千葉ロッテファンと近似値を取っております。そのような少数派によって支えられているのがラーメン二郎界隈ということになりそうです。

■「ラーメン二郎」に行ったことのある方に伺います。「ラーメン二郎」の味について、どう思いますか?

・とてもおいしい:16人
・まあまあおいしい:5人
・普通:14人
・あまりおいしくない:8人
・不味い:12人

つか習慣になってる14人は絶対「とてもおいしい」に回答してんだろ。どこまで結束固いんだよ。もう少し旨いもん喰えよ。データに思わずツッコミを入れてしまう愚をお許しください。

何というか、ラーメン二郎に並んで食って「習慣だから」って答えられる方々って相当にヤバいんじゃないかと思うんですよね。信者って言うかさ。好きなのは分かったから、ジロリアンだとかいって自己主張されても辛いわけですよ。あとそういう記事書いて二郎好き持ち上げて悦に入ってるウェブメディアも相当ネタ枯渇してるんじゃないかと思います。熱海の温泉が枯渇したような感じに。

それにしても設問失敗した。最後に一問「太ってますか?」を聞けば良かった。二郎が好きな奴は全員漏れなくピザのようなデブの可能性もあったわけでね。勿体無い。二郎が習慣になってる奴にリサーチで話を聞く機会なんてそうそうないし。

そんな習慣になってる14人に対して、一般の人たちはどう思っているのか素直な感想を聞いてみたいと思ったわけです。基本ですね。「ラーメン二郎」に足を向けたことのない94%の人たちに、「ラーメン二郎」が好きな人をどう思いますか? とフリーアンサーを集めてみました。

・興味ない どうでもいい

一番多かった答えがこちらです。知らないって回答しているんだから当たり前ではありますが。特に、お前の食ってるラーメン二郎なんてどうでもいいという気持ちが主に女性から寄せられました。このアンケート全体から寄せられる好きにしろよという熱い心が滾るようです。

・太るよ 健康に悪そう

「同僚が二郎自慢しているのを聞くとバカなんじゃないかと思う」「何で身体に悪いようなもの食べて偉そうにしているの」という微笑ましい声も。「大学生活の延長線上で食べる量自慢してしまうような営業の奴がよく二郎に行って写真をFacebookとかに上げてる」「安飯喰い自慢は高校生までにして欲しい」「上司が二郎好きで、太ってて体臭が強い」「同じ金出して脂っぽいもの食べるなら、せめてとんかつにしろよといつも思う」といった辛口の意見が多数見られました。

・かわいそう

意外と多かった答えがこちら。「二郎ぐらいしかアイデンティティの持てない可哀想な人が行くイメージ」「かわいそうなおじさんが連なって行列している」「パチンコ屋さんや馬券売り場の行列みたいでかわいそう」といった、哀愁を漂わせる二郎好きに対する反応が多く見られました。まさかそういう回答が複数得られるとは思っていませんでした。

・その他

他にも、ネガティブワードは比較的多く「だらしない」「味覚が壊れていると思う」「好きにしたら」といった、全体的に突き放した印象が強いんですよね。「年齢にあった食べるべきものがあるだろう」「恒常的に食べる人の知能に疑問を感じる」といった意見や、「カレシに強引に連れて行かれて、おいしくないし油っぽいので半分以上残したらケンカになりました」「同僚と一緒に一度だけ行ったんですが、悶絶するほどおいしくありませんでした」といった経験に基づいた内容も多数見られたのが印象的です。

やっぱりこの手のジャンクフードって人を選ぶのは当たり前なんでしょうが、いわゆる信者商売の格好のネタとなり、その信者たちが過剰に二郎を持て囃す傾向が強くなってるんじゃないかと予想するわけなんですよね。布教される側の気持ちにもなってもらいたい。妻子ある身としては、そのように強く感じるしだいでございます。

こちらからは以上です。

(文/山本一郎

※画像は、Wikipediaより


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