【俺はまだ有名になってないだけ】子供の頃、自分のサインを作った人の割合は?

sign「なんでだろ~なんでだろう~なんでだなんでだろう~♪」で流行語大賞(2003年)を獲得したお笑いコンビ「テツandトモ」のネタのひとつに、「子供のころ、自分のサインつくって練習してたのなんでだろ~」というものがあります。これが、いわゆる「子供のころあるある」として彼らのネタとして成立していることを考えても、子供が自分のサインを作ることはそこまで珍しいものではないのかもしれません。

また最近の子供の教育においては、夢を具体的に持つことの大切さを教えるために、サッカーの本田圭佑選手や野球のイチロー選手の卒業文集がしばしば持ち出されます。夢は具体的に、自分が活躍していることを想像しよう! そうすればきっと夢は叶う! みたいに。

こうした現代社会の状況では、子供自身が有名になることを見越して自らのサインを作っておく行為は、大人たちから「たいしたもんだ!」とほめられる可能性すら考えられます。

今回、しらべぇ編集部は、こうした夢や野望の象徴としての「サイン」に注目しました。日本国民老若男女1500人に聞いてみたのは、以下の質問です。

「子供の頃、将来有名になることを見越して自分のサインを作ったことある?」

・作ったことがある:19.3%
・作ったことがない:80.7%

2割弱の方が自分のサインを作ったことがあると回答しています。

さて、この数値からは、人々の夢や野望の挫折を感じざるを得ません。言うまでもなく、実際にサインを求められるような有名人の数に対して、明らかに多い数値だからです。いまが幸せかどうかは別にして、少なくとも大半の人が子供の頃に思い描いていた「有名人」になっていないことはたしかです。

そしてこの質問、世代別に見るとさらに興味深い傾向があきらかになりました。

【世代別・「子供の頃、将来有名になることを見越して自分のサインを作ったことがある」と回答した割合】

・20代:16.7%
・30代:19.3%
・40代:26.7%
・50代:25.0%
・60代:8.7%

40~50代の方の回答の多さが目立ちます。一方、20~30代の若者になるとこの割合は下がっています。

現代の若者は、子供の頃にビッグになる夢を持っていた人が少ないのでしょうか? いえいえ、そんな陳腐な分析をするつもりはありませんが、40~50代の回答の高さを見ると、「彼らが子どもの頃は高度経済成長もあり、人口移動も多かった。だれもが『いつか有名人になれるかも』という夢を持ちやすかった時代だった。それが今では…」といういかにもな分析がどこかであがってきそうな感じがする結果となりました。

この調査、さらにその背景も含めて分析するとより興味深い結果が得られそうです。

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年6月25日(水)~6月27日(金)
対象:全国20代~60代 男女ユーザー計1500名

(文/しらべえ編集部


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