母親を「おふくろ」と呼ぶ世代の境界線を調査!40代以下は低すぎで、絶滅の危機?
しらべぇ編集部では以前、「日本人男性の母親の呼び方ランキング・トップ10」は集計し、発表しました。結果は全体の41.2%を占めた「お母さん」が堂々の1位に輝いたのですが、気になるのは14.8%と意外な健闘を見せ2位にランクインした「おふくろ」です。
若者にはあまり馴染みのないネーミングですが、日本人男性のどの年代が母親を「おふくろ」と呼んでいるのでしょうか? そこで今回は、母親を「おふくろ」と呼ぶ男性を年代別に抽出してみました。
気になる結果はこちらです!
【20代から60代の男性に聞く、母親を「おふくろ」と呼ぶ人の割合】
20代:2.0%
30代:4.0%
40代:8.0%
50代:18.0%
60代:42.0%
20代から40代までは一桁、50代から徐々に増え、60代が42.0%と全体の約半数を占める結果となりました。森進一さんの名曲「おふくろさん」が1971年、石立鉄男さん主演の大ヒットドラマ「おふくろさん」が1975年ですから、メディアの影響が大きいのかもしれませんね。
このように50代と60代で大きな差が出ており、その下の年代になるとさらに割合が下がっているわけですが、今後「おふくろ」という呼び名は残っていくのでしょうか? 「おやじ」という呼び名に対して少しかげの薄い印象がある「おふくろ」。その行く末が気になります。
余談ですが、筆者は母親を「ママ」と呼びます。よく人から「欧米か!」とツッコまれるのですが、決してマザコンではありません。
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年6月25日(水)~6月27日(金)
対象:全国20代~60代 男性ユーザー計250名
(文/しらべぇ編集部・大川竜弥)