【学生さん、どうぞ!】自転車で日本一周してみつけた穴場スポットベスト5
突然ですが、筆者は昨年約4か月を費やし、「自転車で日本一周」しておりました。もうすぐ夏休みということで、旅行の計画をしている人も多いのではないでしょうか。そこで、「定番の観光地は人が多くてちょっと…。」という人にぜひ知ってほしい、「自転車日本一周で見つけた穴場観光スポットベスト5」を紹介したいと思います!
■5位:青森県立美術館「あおもり犬」
ここには、「あおもり犬」という巨大な犬が! 周りは壁に囲まれており、大きな犬と密室に閉じ込められたような状態に。非現実的なこの空間は、ちょっぴりファンタジーな気分が味わえます。筆者は、セルフタイマーを使ってノリノリで犬とツーショットを撮っていたら、他の人が入ってきて一気に現実に引き戻されました。
■4位:桜島「叫びの肖像」
桜島には、すっごくうるさそうなモニュメントがあります。思わず耳をふさいでしまいました。実際、モニュメントから声は聞こえませんが…。ここは桜島が噴火すると、火山灰が降ってきます。ちょっと自転車で走っただけで、顔が灰だらけになりました。汚れた顔をぬぐったとき、泥だらけになって遊んだ小学生時代をふと思い出し、懐かしい気分になれました。
■3位:愛媛の「今治城」
今治城は、夜になってから行くことをおすすめします。月夜に照らされたカッコいい像、ライトアップされた今治城がステキです。昔、敵の襲撃に備えて夜間警備をしていた武士の気持ちを味わえました。こんなキレイな城が見れるなら、夜勤も悪くないなと思えるでしょう。
■2位:屋久島の「西部林道」
ここは世界遺産に登録されています。それなのに人がいない…。理由は、道が狭すぎて車が通れず、交通手段がないからです。人が近づくことができない森はまさに「もののけの森」。筆者が自転車で踏み入ると、すぐに猿と鹿に囲まれてしまいました。猿には威嚇され、鹿には女子中学生のような奇声をあげられ…。完全にアウェイでしたが、野生の仲間入りができた気がします。
■1位:北海道の「オロロンライン」
海と山に挟まれ、ひたすらまっすぐ続くオロロンラインの長さは300km以上。この道を走ると、心が解放感で満たされます。ほぼ車も通らず、人にも会わず、「私以外の人類がいま滅亡しても、5時間くらいは気付かないな」と思いました。晴れた日は最高に気持ちいいです。
紹介した観光スポットは、運がよければ独占して楽しめると思います。筆者はひとりで写真を撮りまくりました。少し寂しかったですが…。もし機会があれば立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
(文/しらべぇ編集部・八木彩香)