現役キャバ嬢に聞いた!「こういうとこよく来るんですか?」に対する正しい回答

2014/07/20 10:30

kabuki


大人の男にもなれば、多かれ少なかれ夜の遊びを楽しむようになるものです。たとえば上司や友人と飲みに出かけた場合。気持ちよく酔えた日にはそのまま一緒にキャバクラに出かけることも少なくありません。

そんなキャバクラに何度か出かけたことのある方ならわかると思いますが、キャバクラでは客が女のコからよく聞かれる質問というものがあります。こうした質問、答え方によっては女のコがお客さんに抱く印象が大きく変わるらしいのです。せっかくキャバクラに足を運ぶなら、女のコには好印象を持ってもらいたいのが男心。楽しい時間が過ごせたら、あわよくば店外でニヤけるような展開になることも、なくはないでしょう。

そこで今回は、キャバクラで客が女のコからよく聞かれる質問ごとに、どのような振る舞いをすると好印象になるのか、現役のキャバクラ嬢に話を伺ってみました!


 

1:こういうところ(キャバクラ)よく来るんですかあ?

「この質問、とりあえず乾杯して軽く自己紹介したあとにとりあえず聞いてみたりするんですけど、だいたいのお客さんが『いや、そんな来ないよ。今日も上司が連れてきたからさ』みたいなカンジで答えるんですよね。でも、こういう答えってほとんどウソですよね。じゃないと、世の中にこんなにキャバクラがあるわけがないじゃないですか」(22歳、Eさん)

「みんなキャバクラに来ることは格好悪いと思ってて、自分はそういうタイプじゃないってアピールしたいからだと思うんですけど、それってぶっちゃけ逆効果です。嬢からしたら、一見さんと思われる人は接客は適当でいいやって思っちゃうんですよね。

それよりは圧倒的に、『うん、めっちゃ来るよ。こういうところ好きだからさ』って答えるお客さんのほうが好印象です。会話もスムーズだし、もしかしたらがんばれば指名もらえるかもって思うし、接客をがんばりたくなっちゃいますから」(24歳、Mさん)

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2:私たちもドリンク頼んでいいですかあ?

「キャバって、お客さんの時間セット料金に加えて嬢のドリンク代が売り上げの大事な要素なんですよね。だから、店長からもお客さんにはドリンクをねだれってよく言われるんですけど、嬢のドリンク代ってちょっと高いんですよ。普通のカクテルでも1000円とか超えることあるし。だから、ドリンクをねだるとケチるお客さんって多いんですよね。ねだると『予算オーバーだからムリ』とか、酷い人だと『水でも飲んどけ!』とか言ってくるし。どれも印象は最悪です」(21歳、Sさん)

「正直、ドリンクおねだりに応えてくれるお客さんが好印象なんですけど、高いからムリっていう人は、入店の時点でキャッチとかボーイに嬢のドリンク込みのセット料金で入れるように交渉しておくのがいいと思いますよ。それなら、ドリンクおねだりを断る必要もないし、明朗会計だし、気がラクだと思います。時間帯によっては交渉できなかったり、嬢のドリンク1杯だけ込みの料金しか提案できなかったりもありますけど、断るよりは圧倒的に好印象ですよね」(22歳、Eさん)

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3:延長どうしますかあ?

「さっきのドリンクおねだり以外にも、延長とか場内指名をお願いするのがキャバの大事な仕事なんです。なので、時間が迫ったお客さんには延長の提案をします。こういうときに、きっぱりと『延長しません!』ってお客さんに言われると、ちょっとイラってします。そりゃあ元々そういう予定だったんだろうけど、はっきり言い過ぎじゃない?って。

仮に、そういうお客さんに営業用にLINEとかの連絡先をきいたとしても、どうせリピートの見込みもないだろうし、ケチだしって思って連絡しないこともあるくらいです。

だから、そういうときはウソでもいいから『ホントは延長したいけどできないんだよね』って答えてほしいですよね。この時間がすっごく楽しくて、もっとあなたといたいけれど終電があるとか、次の飲みに呼ばれてるとか。それだと、またお店に来てもらえるかもしれないし、この人っていい人かもって思って好印象になります」(24歳、Mさん)

どれも、解説をきけば納得できる話ばかりです。キャバクラ嬢の質問あるあるでわかったことは、結局のところキャバクラ嬢はお客さんのことをあくまでひとりの男性というよりは、お金を払ってくれる「客」と捉えているということです。なので、彼女たちから男として好印象を持ってもらいたいならば、まずはお客さんとして魅力的な人だと思われる必要があるかもしれません。

むろん、それができるかどうかは個人次第なのは言うまでもありません。

(取材・文/しらべえ編集部

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