レンタルショップのアダルトコーナー利用率が判明!独身と既婚者で興味深い差
18歳の時、初めてレンタルショップのアダルトコーナーに入った際の衝撃は今も忘れられません。あれは新宿の某大型レンタルショップでした。そのショップは、最上階のワンフロア全体がアダルトコーナーになっているという恥ずかしがり屋な男性陣には嬉しい構造。多くのレンタルショップは、カーテンをくぐる形式ですからね。あれ、入る時はよくても出る時に思いがけない事態に陥りがちです。
さて、初めて足を踏み入れたアダルトコーナーには、「世の中にこんなにもアダルト作品があるのか…」と思わせるほどの豊富なラインナップがあり、フロア全体をまわるだけでも作品1本分以上の時間がかかったものです。そして、1本だけレンタルし、寄り道を一切せずに帰宅したことも忘れられません。もう早く観たくて、普段は歩いているのに、その日だけは最寄り駅からバスに乗ったほどでした。
そんな、男子にとって一生忘れられない体験を授けてくれるアダルトコーナー。インターネッツ時代の昨今では、どれくらい利用されているのでしょうか? 気になった「しらべぇ」編集部では、全国の20代~60代の男性750名を対象に、「レンタルビデオショップのアダルトコーナーを定期的に利用していますか?」というアンケートを実施しました。気になる結果は以下の通りです。
【レンタルビデオショップのアダルトコーナーを定期的に利用している人の割合】
20代男性:11.3%
30代男性:14.7%
40代男性:10.0%
50代男性:9.3%
60代男性:4.7%
全体平均:10.0%
このように、利用者はちょうど10人に1人。少ないと見るか、多いと見るかは人によるところだと思いますが、興味深いのは未既婚別の数字です。以下のようになっています。
既婚20代男性:17.6%
未婚20代男性:10.5%
既婚30代男性:10.5%
未婚30代男性:17.2%
このように、20代では断然既婚者のほうが利用率が高いのに対し、30代になると一気にその数字が逆転するのです。早くに結婚すると、若いうちからアダルト作品の価値に気付く。対して、独身生活を長く謳歌するうちに、だんだんとアダルト作品に頼るようになる。そういった傾向がこの数字から読み取れます。
ちなみに利用者から寄せられたフリーアンサーでは、
「アダルトコーナーに行くこと自体が楽しみ」
「安く済ませるために利用する。これからもそうである」
「最新の女優事情を知るため」
「多くのレーベルを無料でチェックするには、行ってパッケージを見るのがいちばん早いから」
といった声が見られました。そして、「たまにパッケージ見ながらキャッキャしてるカップルがいる。そういう時はバカにされてるような気分になり、彼氏のほうに敵意を持ってしまう」という人間味あふれる声も。これ、“あるある”ですよね。このような意見、支持します。
女性のみなさんにとっても、知られざるアダルトコーナーの雰囲気が少しだけ伝わる調査となったのではないでしょうか。
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年6月25日(水)~6月27日(金)
対象:全国20代~60代 男性ユーザー750名
(文/しらべぇ編集部)