「寝る前食事」のすべて、わかりやすく教えます!睡眠妨げ、肥満の原因に…

コラム

2014/07/30 15:00

gyuudon


残業が終わって帰宅後22時以降に夕食をとり、その直後に就床する人も少なくない時代。皆さんも思い当たりませんか? この時間のご飯は「夕食」ではなく、もはや「夜食」。「就寝直前に食べることは身体に良くない」と言い古されてはいるものの、夜食生活を送ってしまっている人も多いことと思います。今回は、寝る前のご飯が何故NGなのか、その理由を3つご紹介します!


 

■就寝前のご飯がNGな理由1

人は内臓の温度である深部体温が下がることで身体が眠りの準備に入ります。一般的に21時以降に深部体温が下がり副交感神経が優位になって眠りモードのスイッチが入りますが、ここで食べ物を食べてしまうと胃腸などの消化器官が食べたものを消化しようと動き出すので、せっかく下がり始めた深部体温が上がってしまうのです。

すると、当然スムーズな入眠が妨げられ、「眠れない夜」を招いてしまうことに。特に消化に時間がかかる肉類や加工食品は消化器官への負担が大きく、夕食には不向きな食材なので、極力避けるようにしましょう。

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■就寝前のご飯がNGな理由2

朝食や昼食に比べて夜のご飯以降は活動時間が短いので、必然的に夜間はエネルギー消費が少なくなります。夕食の時間が遅れれば遅れるほどエネルギーは消費から蓄積に変わっていくので、当然肥満につながりやすくなってしまうわけです。

とはいえ、実は空腹過ぎても交感神経が優位になり快眠が妨げられるといわれているので、我慢のし過ぎもかえって眠りの質を低下させる原因に。セロリやパセリ、タマネギ、三つ葉などに含まれる香り成分はリラックスを促す働きがあるので、これらの野菜を用いたサラダやスープを摂るのはとてもおすすめですよ!

■就寝前のご飯がNGな理由3

糖質を脂肪に変える働きがある時計遺伝子のひとつである肥満遺伝子の「BMAL1」は、21時以降に分泌が上昇するので、「夜食=太る」というフローが出来上がってしまいます。どうしても残業で遅くなる場合は、食事を2回に分ける「分食」を取り入れると良いでしょう。18時頃に炭水化物などしっかりお腹にたまるものをとり、帰宅後はおかずやサラダ、スープだけにするのが理想的です。

遅い時間のガッツリ食事は、眠ろうとする体のメカニズムを狂わせて睡眠の質を下げてしまい、睡眠中の体内メンテナンスが行われない結果に。日々の快眠から健康を得るためには「何時に夕食を食べるのか」が、非常に重要な鍵になるということを、ぜひ頭の片隅に置いておいてくださいね。

(文/睡眠コンサルタント・友野なお