タイの不可思議な道路事情を地図で調査!運次第、罰ゲームのような構造とは?

道に迷ったとき、不安を打ち消す意味を込めて、「大丈夫、道は繋がっているから」と自らに言ったり、人から言われたりした経験はないでしょうか? 日本なら、大抵はその言葉通り、道は何処かの道に繋がっていて、最終的には大通りに出られたり、目的地に到着できたりするでしょう。

ごく稀なケースとして、田舎の細い私道のような道は、そのまま民家の庭に繋がり、どうにも車を回せずバックのまま来た道を戻る、というようなこともあるかもしれません。それでも筆者が数十年日本で暮らし、歩き、車を運転し、見知らぬ土地に行って迷うようなことがあったときには、道は確実に別の道に繋がっていました。

まず参考のため、目黒区の地図を見てみましょう。縦横、細い道がすべて繋がっているのが確認出来ます。

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ところがタイのバンコクでは、道が繋がっていないことに頻繁に驚かされます。どう考えても幹線道路から奥に入る大きな道は、信号いくつ目かで横に繋がっているだろうと予測しませんか?

さあ、地図をご覧いただきましょう。バンコクの中心部から電車で10分程の場所です。水色部分は川です。

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北(川の方向)に伸びる何本もの道が隣の並行する道とは繋がっていません。縦には伸びても横線はなく、出来損ないの阿弥陀クジのようです。地図を確認しない限り、川を渡れる道なのかどうかはいちかばちか行ってみなければわかりません。ハズレた場合はもれなく、最低でもその距離(約600メートル)の倍は歩くという罰ゲーム付き。更に、隣の道と繋がっている道があっても、南側の幹線道路には戻れないという驚きの設定です。

別の地図も見てみましょう。

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繋がっていると思った薄い色で示された道は、なんと個人宅や公共施設などの敷地内でした。門が空いている場合、守衛さんかその敷地の人に会釈すると通り抜けられるしくみ。
その先には大通りや駅に行く道があったりします。土地買収が出来なかったのかどうかは定かではありませんが、「普通は繋げておくでしょう!」と声をあげずにはいられません。

街歩きの好きな方、バンコクではどうぞご注意下さい。「道は繋がっていません!」

※画像はすべて、「Googleマップ」のスクリーンショットです

(文/しらべぇ海外支部・hiroko)


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