実はかなり太りやすい夏!夏太りを予防する方法『プレミール習慣』を徹底解説

2014/08/06 15:00


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猛暑の夏は、夏太りする人が急増するってご存知でした?

「夏は汗がたくさん出るから痩せそう!」と勘違いしがちですが、実は冬より夏のほうが太りやすいもの。「汗がたくさん出る=カロリー消費量」ではないのです。そこで今回は、今注目の『プレミール習慣』で夏太りを予防する方法をご紹介したいと思います。

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■夏太りの原因とは?

気温も体温も高い夏は、体温を平温に上げる必要がないので基礎代謝が低下します(※冬に比べると約10%減)。これは、脂肪を燃やして熱を作る必要がないということで、結果、冷房の効いた部屋でダラダラしていると、どんどん脂肪が付いてしまうことになります!

また、夏は食生活が喉越しの良い麺類やアイスなど炭水化物・糖に偏りやすく、食後の血糖値上昇を招くことでも太りやすい体質になります。

その他、冷たい飲み物・食べ物の過剰摂取も、内臓が冷えることで代謝が低くなるほか、冷えた胃を温めようとしてお腹周りに脂肪が付きやすくなるので要注意です。

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■夏太り予防の新習慣! 『プレミール習慣』とは?

『プレミール習慣』とは、太りにくい身体を作るために食事(meal:ミール)の前(pre:プレ)に行う行動のことです。

ダイエット法としてある程度定着してきた「食べ合わせ」「食べ順ダイエット」の進化系として、この『プレミール習慣』が今注目されています!

例えば、食事前にあるものを飲んだり食べたりする、さらには食事前の簡単な運動も『プレミール習慣』です。これらが、夏太り対策と同時に太りにくい身体作りに非常に効果的だといわれています。

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■食事で取り入れる『プレミール習慣』

食事の前に特定の飲料や食材を摂取すると、特に糖の吸収を穏やかにする効果があるほか、満腹感が増すことで余分な炭水化物(糖質)の摂取をセーブすることができます。

【『プレミール習慣』にオススメ! 飲料&食材】

・野菜ジュース

食事前の野菜ジュースの摂取が、血糖値の急激な上昇を抑えることに役立ちます。特に野菜100%のジュースがオススメ。

・豆乳

大豆イソフラボンは脂肪の吸収を抑え、基礎代謝を高めることに役立ちます。

・グレープフルーツ

グレープフルーツに含まれる栄養成分が糖や脂質代謝に影響を及ぼし、食後の血糖値上昇を抑えることに役立ちます。

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■運動で取り入れる『プレミール習慣』

食事前に軽い運動(ストレッチやウォーキングなど)をすることも、過食を防ぐなど、太りにくい体質作りに期待できます。

【『プレミール習慣』にオススメ! 乾布摩擦トレーニング】

乾布摩擦を食前に行うことで、乱れた自律神経のバランスが整いドカ食いを予防、血流がよくなることで代謝がアップ、軽い運動による血糖値上昇とアドレナリン分泌によって強い空腹感がなくなるといった効果があります。ポイントは、「3か所を乾布摩擦すれば夏太り予防に効果的!」ということです。

1:お腹

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時計回りに5回程度こすりましょう。内臓が温まることで全身の代謝アップにも役立ちます。

2:背中

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左右の手を持ち替えて5回程度こすりましょう。肩甲骨周りにある褐色脂肪細胞を刺激することで体温があがり、代謝アップに役立ちます。

3:太もも

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足の付け根から膝に向かって5回程度こすりましょう。太ももには多くの筋肉が集まっているので、乾布摩擦をすることで熱が発生し、全身の体温&代謝アップに役立ちます。

その他、朝食前の軽いウォーキングもエネルギー消費量を高めるので◎。また、夕食前の入浴は食欲を抑える効果が期待できます。

普段の食事前に何かを“ちょい足し”する! そんな手軽で簡単な方法が『プレミール習慣』です。『プレミール習慣』は、ストレスなく夏太り予防や太りにくい身体作りに効果を発揮しますよ!

(文/ダイエットエキスパート・和田清香


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