【松澤千晶のアニメめくるめく世界】減って寂しいです…夏休みのアニメ再放送

コラム

2014/08/13 12:00

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こんにちは、フリーアナウンサーの松澤千晶です。私はアニメを見ることが大好きなのですが、夏休みと言えば定番のアニメ作品の再放送がありましたよね。そうです、「タッチ」とか「ドラゴンボール」とか「SLAM DUNK」とか「ロードス島戦記」とか…!

私が小中学生の頃は午前中に「タッチ」を見ては、やっぱり何度見てもカッちゃんは死んでしまう…助けられないのね…と感傷に浸るのが毎年恒例になっていました。しかしながら、もしカッちゃんが生きていたら、タッちゃんが野球を始める事は無く、カッちゃんが南ちゃんを甲子園に連れてゆく流れだったわけで、ゆくゆくはカッちゃんのためを思って身を引いてしまうであろうタッちゃん…それもまた切ないですね。

タッちゃんって本当に弟思いで、あえて引き立て役に回っていつもカッちゃんのことを考えていたものですから。こう考えるとタッちゃんが本当に好きなのってカッちゃんだったのかな…とあれこれ考えてしまうくらい、夏休みの「タッチ」の再放送は私にとって欠かせないものでした。

話が逸れましたが、再放送はその他にも「幽☆遊☆白書」や「地獄先生ぬ~べ~」、女の子向けには「おジャ魔女どれみ」や「明日のナージャ」等もあったはず…。地域にもよるようですが、一体いつから激減してしまったのでしょうか?(あ、TOKYO MXでは現在、「タッチ」放送されてますよ!)


 

■再放送の魅力

今はインターネットや専門チャンネル等でいくらでも好きなときに過去の作品を見られる時代ですし、いろいろな事情があると思うので仕方ないとは分かっているのですが、再放送ってやっぱり良いですよね。リアルタイムで見ているのに、予め展開がわかっているという不思議な面白さがあります。

特に夏休みのアニメ再放送なんて、毎日決まった時間に見られなかったり、期間内に終わらなかったりで、最後まできちんと見られないのがお約束…。しかし、それが再放送の強みでもあり、醍醐味でもあるのです。

そして、何と言ってもドラマとして改めて楽しめるところ。ストーリーとは別に、見ている私たちが感じるもの、受け取ってはじめて出来上がるものがドラマなのだとしみじみ思うのです。ですから、先の辛い展開がわかっていても、ああっ…どうか、お助けを…! というような楽しみ方があったり、何気ないシーンでも見るたびに感じ方が違ったり…これはテレビドラマも映画も全て一緒ですね。

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■放送されるからこそ楽しめるもの

再放送は最放送、なんて言うと少しギャグのようになってしまいますが、今思うと再放送作品ってこれまでに最も良かった作品をまた見て欲しいという思いがこめられたチョイスだったのかな、と。DVDやBlu‐ray等で見る手段はたくさんあっても、再放送はやっぱり特別。一度行ったお気に入りのお店に皆でまた食事に行くような、そんな味わい深さがあると思います。

この時期ですと、映画では夏らしいジブリ作品や「サマーウォーズ」等が再放送されますが、個人的には私が大好きな「デジモンアドベンチャー」なんて夏休みにピッタリな作品ですので、是非この時期に再放送してくれたらな、なんて毎年思います。あとは「ひぐらしのなく頃に」とか…。すみません、これはちょっと違うかもしれませんが、他にも「Steins;Gate」や「瀬戸の花嫁」等、夏を舞台にした素敵な作品がたくさんあるのです。

■再放送ごっこでも!

皆さんもお盆休みなど、この機会に夏らしいアニメを楽しんでみてはいかがでしょうか。毎日、午前中の決まった時間に見れば立派な再放送ごっこもできますから(少しさみしい気もしますが)是非いろいろな楽しみ方を見つけてみてくださいね。

(文/フリーアナウンサー・松澤千晶

※画像は、「TOKYO MX * アニメ『タッチ』」のスクリーンショットです