かき氷で巡る茶の道!?甘くなくても楽しめる、大人の「侘び寂びかき氷」5選

グルメ

2014/08/23 12:00

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やあ諸君。かき氷刑事です。ちょっとずつ秋の気配が感じられるこの季節も気を抜かず、次々に現れるホシ(犯人のかき氷)を逮捕すべく、お腹を張って絶賛パトロール中です。

さて、連載第6回目の捜査は、お茶にまつわるかき氷を報告します。ちょっとオトナなシロップの定番といえば、「宇治金時」。そこには、茶の道に通じるような、渋~いこだわりがあるのです。

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1:とにかく渋い!「宇治金時」


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【寛永堂】

まず、宇治金時の基本としておさえておきたいのがコレ。「飾らない、本物」をモットーとする、京都の老舗菓子屋発祥。側面半分にしかシロップがかかっていないからといって侮ってはいけない。果てしなく深い緑はその証、とーっても渋く、小豆で小休止をとりながら食べるイメージ。お茶ならではの渋みを存分に味わえるホシ。

東京都豊島区目白3‐14‐3/03‐5988‐7656

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2:どこまでも爽やか!「貴船しぐれ」


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【都路里】

渋みだけでは物足りない人に! お茶の老舗が行き着いた宇治抹茶の相棒は、レモン! レモン入り抹茶みつのかき氷にレモンと抹茶のシャーベットのトッピング、抹茶とレモンがカタチを変えて押し寄せてくる。小豆の甘みが無くても強い満足感、かき氷は甘くなくてはいけない、という常識がぶっ飛んでしまう、爽やかなホシ。

千代田区 東京駅八重洲北口 大丸東京店 10階/03‐3214‐3322

3:名脇役が引き立てる!「赤福氷」


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【赤福】

伊勢みやげとして定番中の定番である「赤福」がつくるかき氷は、抹茶をとことん引き立てるために、冷たい氷に馴染むように餡と餅を特製!「冷えると固くなるので、白玉は早めにお召し上がりください」という定番文句は存在しない。中に隠れるゴロリとした餡玉は、赤福餅を連想させる満足感。質感はもちろん、味も渋みと甘みのバランスが絶妙。かき氷を知り尽くした、計算されたホシ。

三重県伊勢市宇治中之切町26番地/0596‐22‐7000

4:ご近所の名品!「抹茶練乳氷」


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【セブンイレブン】

かき氷刑事は、コンビニのカップかき氷だって見逃しません!闇雲に甘いだけの商品が多い中、異彩を放っているのが、京都宇治抹茶使用のコレ。品の良い甘さは、名店に劣らない本格派。刑事的な食べごろのオススメは、氷が細やかに、ふわふわになる、少し溶け気味のタイミング。こんなに手軽に優秀なかき氷が出現すると困るなあ、、、。とても刑事泣かせなホシ。

5:香ばし!懐かし!「ミルクほうじ茶氷」


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【カフェ クノップゥ】

宇治茶の背後で、さまざまな茶系かき氷が登場しているのも注目したい。紅茶、プーアール茶、ジャスミン茶…その中でも注目したいのが、この、ほうじ茶。高貴な宇治茶と対照的に、とても素朴でどこか懐かしい味。ほのかに感じる苦みと練乳の相性が抜群。何より、氷で香ばしさを感じられるのが新鮮。かき氷の新しい味をつくっていきそうな、未来を感じるホシ。

横浜市青葉区あざみ野2丁目28‐10/045‐532‐9795

今回特集したのは、前回のスイーツ系かき氷とは対照的に、甘くないことを楽しむかき氷達。その、奥ゆかしい味わいと、日本庭園を切り取ったような深緑のビジュアル。まさに日本の文化を象徴するスイーツのひとつであると思うのです。うーん、かき氷の道は果てしなく深いなあ。次回はいよいよ最終回!「旅してでも食べたい!地方の穴場かき氷5選」です。

(取材・文/しらべぇ編集部・かき氷刑事