強い規制… 20代女性の42%が「タトゥーに対し世の中過敏に反応しすぎ」と回答
海外では、ファッションや主義主張の一環としてタトゥーを入れている人が多いですよね。ハリウッド映画を観ていてもタトゥーを入れている俳優さんをよく見ますし、アンジェリーナ・ジョリーは大のタトゥー好きで有名です。
日本では、若い女性を中心にファッションタトゥーが広がってきていますが、プールや温泉、サウナなどの公共施設に入れないことが多いなど、タトゥーに対する反応は厳しく、そしてよく議論にもなっています。先日も脳科学者の茂木健一郎さんが、「タトゥー・刺青に対しての差別はいけない」という内容の投稿をTwitterでおこない、議論を呼んでいました。
この議論、「(茂木さんの)投稿に対して約9割が反対意見だった」と茂木さんご自身が明かされていましたが、ここから日本人のタトゥーに対する過敏さがうかがえますね。
ということで今回、しらべぇ編集部では、「タトゥーに対して、世の中は過敏に反応しすぎていると思う」という調査を実施しました。調査は、20代から60代の男女計1500人を対象におこなっています。
【タトゥーに対して、世の中は過敏に反応しすぎていると思う割合】
全体:29.2%
男性
20代:37.3%
30代:32.7%
40代:24.0%
50代:25.3%
60代:20.7%
女性
20代:42.0%
30代:34.0%
40代:28.0%
50代:24.7%
60代:23.3%
全体では、約3割の方が「世の中はタトゥーに対して過敏に反応している」と考える結果になりました。特に20・30代は男女ともに割合が高く、20代女性では唯一40%を超えています。また、どの世代も20%を超えていることも興味深いです。このように、過敏に反応していると思っている方が一定数いるのであれば、今後長い時間のなかでタトゥーをめぐる状況に変化が起こる可能性もありそうですね。
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年8月15日(金)~8月19日(火)
対象:全国20代~60代 男女ユーザー計1500名
(文/しらべぇ編集部・砂流恵介)