大食い女子の常識4選!傷つく接客サービス、同伴者のリアクション3段階…等
筆者(女)の特技は、何を隠そう「大食い」。見た目は普通体型なのですが、ラーメン13杯、牛丼13杯をそれぞれ1時間足らずで完食し、数々の「デカ盛りチャレンジメニュー」を制覇してきました。
今回は、大食い女子の「あるある」や「実際にあった珍エピソード」をご紹介します。筆者にとっては心の傷ですが、記事を読んだみなさんに少しでも笑っていただければ幸せです。
●もちろん質より量! お店選びは「おかわり自由」がルール
お店選びで最も重要視するのが、「おかわり自由」であること。ごはんや明太子、キャベツや漬けものなど様々な「おかわり自由」があります。筆者は会社員時代に女の先輩(大食い)といつもランチに出かけていて、もちろん毎回おかわり自由の店を選んでいました。
その結果、筆者とその先輩は社内で「おかわり自由党」と名付けられる結果に…。名付けられた後も堂々と「おかわり自由」ランチに出かけてましたけどね!
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●飲食店のみなさん気をつけて! 大食い女子が傷つく「接客サービス」
筆者の見た目はあくまで普通の女子。飲食店で大盛り・特盛をオーダーすると、ほぼ100%一緒に行ったグループ内の男性に運ばれてしまうのは「大食いあるある」です。こういう時、筆者は多少「面倒だな」と思いつつも傷ついてはいません。むしろ「大食いモンスター」ではなく「女性」として見られたことが嬉しくて心の中では小躍りしています。
そんな筆者が最も恐れるのが「おかわりを頼む瞬間」。なるべく小さい声で近くにいる店員さんを呼び、かろうじで聞こえる声の大きさで「おかわり大盛りで」と言います。その後に何が起きるかというと、一部の飲食店では「おかわり大盛りいただきましたー!」と店じゅうに聞こえる声で宣言されるのです。
この瞬間、筆者は「消えてなくなりたい」と思います。でも結局おかわりへの欲求の方が強いので、4・5回おかわりしますけどね。羞恥心をはるかに超える「おかわりへの欲求」、恐るべし。
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●おもしろいのは最初だけ! 同伴者の「リアクション3段変化」
「大食いです」とカミングアウトした場合、大体の人に言われるのが「見てみたい!」や「食べる人っていいよね」という前向きな意見。じゃあ食べにいきましょうということで実際に食べ始めると、そのリアクションは3段変化します。
まず初めは「?」。初めて目にする大食いモンスターに、みんなしばらくぽかんとしちゃうんです。脳の処理が追いつかないのでしょうか。その次に起こるのが「笑い」。筆者の体感では、6割くらいの人が「わはははは」と急に笑い出します。心理学などで明らかにされているのですが、笑いは恐怖の裏返しで、怖いときに人間は笑い出すことがあるそうです。知らず知らずのうちに人を脅かしていたなんて…ショック!
ひとしきり笑ったあと(怖がったあと?)には、たいていの人が静かになります。そして言われるのが「見てたら気持ち悪くなってきた…」。筆者が思いっきり食べると同伴者が体調を崩すというルールが分かってきたので、最近では「大食いしている姿を見たい!」と言われたときに、「気持ち悪くなりますよ」と事前に伝えるようにしています。わたしはジェットコースターか…!
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●たくさん食べなくても大丈夫? 真相は「前菜」と「アフター」
食への執着心で生きている筆者にも大食いできない時があります。それは…好きな人とのデート! 好きな人の前ではかわいい自分でいたい! もちろん「おかわり!」なんて口が裂けても言えません。「あれ?大食いじゃないの?食べなくて平気?」と聞かれたときは、「好きな人といるとお腹いっぱい☆」なんてぶりっ子しています(実際はできません)が、ここでは秘密を暴露します。
秘密は、「前菜」と「アフター」。デートの前に牛丼チェーンに駆け込み、腹持ちのいい米をかきこむのが「前菜」。デート後にひとりで二郎系ラーメンを食べにいくのが「アフター」です。筆者含め仲のいい大食い女子間で隠語として使っている便利な言葉です。これなら人前で言ってもバレませんね。(「アフター」は水商売のお姉さんが仕事後にお客さんと遊ぶという意味なので、使うときは誤解を招かないように要注意です。)
いかがでしたか? この記事を読んだみなさんは、街で大食い女子を見かけても優しく見て見ぬふりをしてくださいね。デカ盛りを食べる姿が珍しくても、こっそり写真とか撮っちゃダメですよ!(筆者は食事中に勝手に盗撮されたことがあります。)
(文/しらべぇ編集部・河津愛美)