今が旬のぶどう狩り!レアぶどうも含めた6種の絶品キャラ立ちぶどうを紹介
夏の盛りに出回る小粒なデラウェアから、巨峰、種なしピオーネなど、八百屋さんに並ぶぶどうの種類が増えてくると、秋の訪れを感じますね。最近は品種改良が進み、新しいぶどうが次々に誕生しています。
秋の行楽といえば、ぶどう狩り。今回は、ぶどうの生産量ダントツ1位の山梨県(4万8200トン/2013年)、その名も「勝沼ぶどう郷駅」周辺で見つけた、ちょっと珍しい新顔ぶどうをご紹介しましょう。
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■ピオーネ
ぶどうの王様「巨峰」とマスカットを掛け合わせて生まれたのが、ピオーネ。八百屋さんでもよく見られますが、ぶどう狩りができるのは巨峰かピオーネがほとんど。
とくにマスカットらしい酸味が楽しめる「色が赤いうち」は、店頭にはあまり並ばないのでオススメです。
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■シャインマスカット
皮ごと食べられて、とびきり甘いのがこの品種。サクッとした歯ごたえも新感覚です。最近では八百屋さんやスーパーでも見かけるようになりましたが、やはり採れたては格別。
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■ゴルビー
旧ソ連のゴルバチョフ書記長(当時)が来日した年に生まれたのでこの名前がついたという、ちょっと珍しい大粒の赤ぶどう。
皮ごと食べることはできませんが、しっかりした歯ごたえの果肉に平均糖度20度以上といわれる甘~い果汁がつまっています。
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■翠峰(すいほう)
巨峰から生まれたピオーネに、巨峰の親である「センテニアル」という品種を戻し交配して生まれたのが、この「翠峰」。特筆すべきは粒の大きさで、大粒のピオーネよりさらに一回り大きい!
皮が薄いのでそのまま食べることができ、食べごたえ抜群です。
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■瀬戸ジャイアンツ
「桃太郎ぶどう」とも呼ばれる、岡山生まれの新しいマスカット。大粒で、実が桃や三つ葉のクローバーのような形にパンパンに成長するのが特徴。種なしで、皮ごと食べることができます。露地ものの収穫は9月に限られるので、お早めに。
■マニキュアフィンガー
実が細長く大粒の赤ぶどう。女性らしい素敵な名前がつけられています。初めて実がなったのは1988年ということで、流通量も限られているようです。
皮ごと食べられて、糖度と酸味のバランスがよく、リンゴのようなパリパリした歯ごたえが楽しめます。
■勝沼ぶどう郷駅は大混雑。お隣の塩山駅で降りる手も。
1993年に「勝沼駅」から改名されたこちらの駅名は、その後、山形新幹線の「さくらんぼ東根駅」のように特産品の名前を取り入れた駅が誕生するきっかけにもなりました。
観光シーズンには特急や快速が停車しますが、とても混雑するので、ひとつ隣の塩山駅から観光に向かうのもいいかもしれません。
■観光農園が軒を並べるが、事前の予約が吉。
観光農園はたくさんありますが、まず駐車場から埋まってしまうので、クルマでお出かけの際は事前に予約したほうがよさそう。
また、ぶどう狩りできる品種も、巨峰→ピオーネ→甲斐路→甲州と季節によって変わるため、気になる方は観光協会のサイトなどで調べてみましょう。
※山梨県甲州市観光協会
http://www.koshu-kankou.jp/
(取材・文/しらべぇ主筆・タカハシマコト)