囲碁のルールが分からない日本人は78.5%!20代男性が意外と知ってる理由とは?

2014/09/25 07:00


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以前、しらべぇ編集部で将棋のルールの浸透度について20代から60代の男女計1500名にアンケートを実施したところ、「将棋のルールを知らない」と回答した人は51.9%となりました。日本を代表する盤上競技・将棋でさえも、ルールの認知度は全体の約半数です。

将棋とくれば、次は囲碁ですよね?

将棋と囲碁、どちらのルールがより多くの人に認知されているのか、この際白黒はっきりさせましょう。公平を期すために、将棋と同じく20代から60代の男女計1500名に「囲碁のルールを知らない」というテーマでアンケートを実施しました。

その結果、「囲碁のルールを知らない」と回答した人は全体の78.5%。将棋の51.9%を大きく上回り、囲碁が“黒”という結果になりました。

次に、男性・年代別の回答を見てみましょう。

【男性・年代別「囲碁のルールを知らない」人の割合】

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20代:66.0%
30代:77.3%
40代:71.3%
50代:71.3%
60代:62.0%

60代(62.0%)の次に認知度が高いのは、20代(66.0%)。はてなマークが頭上に浮かぶ結果ですが、集計したコメントを見て納得しました。以下、全て20代男性のコメントです。

「囲碁を打ったことはないけど『ヒカルの碁』を読んでいたからルールはわかる」
「『ヒカルの碁』にハマって囲碁をはじめました」
「進藤ヒカルに影響されました。今でもたまに打ってます」

『ヒカルの碁』とは、単行本の累計発行部数が2500万部を超える囲碁を題材とした漫画。1999年から2003年まで『週刊少年ジャンブ』にて連載されていたため、当時作品に熱中していた小中学生が成長して、20代を迎えたというわけです。

大ヒット漫画が与える影響ってすさまじいですね。

ちなみに、筆者は30代。お恥ずかしい話ですが、囲碁に関しては「波平さんの趣味」「ムツゴロウさんはアマチュア五段」程度の知識しかありませんでした。

知識量の少なさはライターにとって”死活”問題ですから、本記事の執筆を“布石”として囲碁のルールを身につけたいと思います。

(文/しらべぇ編集部・大川竜弥


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