年収が高い人ほど「大人は少年マンガを読むべきでない」と考えてることが判明
夢、愛、希望、友情…。少年マンガのストーリーには、それらがたくさん詰まっています。今や海外のファンも多く存在し、日本を代表する文化のひとつともいえる少年マンガ。あのハリーポッターのロン役のルパート・グリントも日本に行って漫画家になりたいと言っているほどのファンだそうです。
そんな魅力的な少年マンガの物語に感情移入しすぎて、つい涙を流してしまうような愛読者は老若男女で少なくありません。しかし一方で、大人になってからは少年マンガを読まなくなったという人もいますよね。全く読んだことがないという人も、なかにはいるでしょう。
そこで今回、しらべぇ編集部では「大人は少年マンガを読むべきではないと思う」というアンケート調査を20代から60代の男女1500人を対象に実施しました。その結果は、
「大人は少年マンガを読むべきではないと思う」
・はい:16.1%
・いいえ:83.9%
となりました。
実際に自分が少年マンガを読んでいない人でも、他人が読んでいることに関しては気にならない人が多いのか、読むべきではないと思っている人は16.1%に留まっています。ただ、このアンケート調査を細かく見ていくと、ひとつ気になる事実が判明しました。以下の結果をご覧ください。
【年収別にみた、「大人は少年マンガを読むべきではないと思う」と回答した人の割合】
300万円未満:13.8%
300万~500万円未満:14.7%
500万~700万円未満:21.1 %
700万~1000万円未満:24.2 %
1000万円以上:29.8 %
このように、年収が高い人ほど「大人は少年マンガを読むべきではないと思う」と回答しているのです! 年収が1000万円以上を超えている人のあいだでは29.8 %と、全体の回答結果と比べると2倍近くの差が出るという数字になりました。
「夢だけで飯は食えない」「愛は金で買えない」などという言葉があるように、やはり「お金」と少年マンガの象徴である「愛や夢」は相反するものなのでしょうか…。年収が高い人は漫画という2次元の世界で戦う主人公を応援するのではなく、現実の世界で自らが戦っているかもしれませんね。
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年9月19日(金)~9月22日(月)
対象:全国20代~60代の男女計1500名
(文/しらべぇ編集部・八木彩香)