初めて会う人が多い飲み会に絶対参加しない人、38.1%! くじ引き感覚が吉です。
「飲み会」と一言で言っても、様々なものがあります。友人との飲み会、会社の飲み会、好きな人が来る飲み会、大事な取引がかかっている飲み会…。いずれにせよ、どのような雰囲気になりそうかは、メンバーや目的を考えればある程度想像がつくと思います。
しかし、初めて会う人ばかりの飲み会だと、どんな雰囲気になるかは行くまでわかりませんよね。参加するかしないか、非常に迷うところではないでしょうか?
そこで今回、しらべぇ編集部では、「初めて会う人のほうが多い飲み会には絶対に行かない」という項目のアンケート調査を20代から60代の男女1500人を対象に実施しました。
「初めて会う人のほうが多い飲み会には絶対に行かない」
はい:38.1%
いいえ:61.9%
このように38.1%の人が絶対に行かないと回答しています。合コンなどで急に人が必要になった場合、「絶対に行かない」という決意の固い人がおよそ10人中4人と考えると、ちょっと人集めに苦戦しそうな結果となりました。
次に、性別で分けて見てみると、以下のような結果になりました。
【初めて会う人のほうが多い飲み会には絶対に行かない人の割合】
男性:34.9%
女性:41.3%
ご覧の通り、男性に比べ女性のほうが圧倒的に多いということが判明しました。学生の女子は、よく連れションをして仲間意識を出しますが、やはり女性のほうが誰か知っている人と一緒でなくては嫌だという思いが強いようです。
さらに今回は、初めて会う人のほうが多い飲み会に参加した人に“良かった点”と“後悔した点”を聞いてみたので、一部を紹介したいと思います。
【良かった点】
「大学の授業でカッコイイと思っていた人も偶然飲み会に参加していて、友達になれました」(女性20代)
「ビジネスチャンスが広がりました。今は飲み会で出会った人とたまに仕事しています」(男性40代)
「子育てで悩んでいたのですが、身近にあまり共感してくれる人がいなくて…。たまたま友人に誘われた飲み会に参加したら、同じような悩みを持った人に会えて意気投合しました」(女性30代)
その場限りではなく、後につながる出会いがあると、「参加してよかった」と思う人が多いようです。日常がマンネリ化していると感じる人は、初めて会う人のほうが多い飲み会に参加してみるのもいいかもしれませんね。
【後悔した点】
「全く自分とは系統の違う人ばかりでノリについていけなかった。ご飯だけ食べて帰った」(男性30代)
「別にそういうつもりで行ったわけじゃないに、男の人たちが明らかに出会い目的だった。酔わせようと必死すぎて引いた」(女性20代)
「誰も聞いてないのに自分の話しかしないで、場をシラけさせる人がいた。他の話ができず、無駄な3時間でした」(女性50代)
実際に行ってみないとどんな人がいるかわからないので、予想と違ってがっかりしたという人もいるようです。つまらなくて帰りたいと思っても、その場の雰囲気を考えるとなかなか言い出せないですよね…。
初めて会う人のほうが多い飲み会に参加するということは、くじ引きのようなものなのかもしれません。絶対行かないという決意の固い人も、たまにはくじを引いてみてはいかがでしょうか。もしかしたら当たりがでるかもしれませんよ!
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年9月19日(金)~9月22日(月)
対象:全国20代~60代 男女計1500名
(文/しらべぇ編集部・八木彩香)