オタクな人は片想いしやすいことが判明！ 現在進行形の片想い率で10％以上の差

片想い。なんて素敵な響きでしょうか？　いま片想い真っ最中である人はもちろん、両想いラブラブな毎日を過ごす人も、恋愛からは遠のいているよという人も、誰しもがあの切ないけど楽しく充実した片想いの日々を過ごしたことがあるでしょう。

しらべぇ編集部では過日、「いま現在片想いをしている人はどれくらいいるのだろう？」という疑問のもとに、以下のようなアンケートをとってみました。

【いま現在、胸が張り裂けそうになるくらいの片想いをしていますか？】

（調査方法：インターネットリサーチ「Qzoo」、期間：2014年9月19日（金）～9月22日（月）、対象：全国20代～60代の男女計1500名）

“胸が張り裂けそう”という一言を加えていますので、簡単にいえば「あの人が好きで好きでたまらない」という感情を持っている人がどれくらいいるのかを聞いてみた次第です。結果は、こちら。

・胸が張り裂けそうな片想いをしている：7.1％
・していない：92.9％

このように、全年代でみると“片想いしている率”は少数に思えますが、たとえば行き帰りの満員電車に乗っている大勢の人々の100人に7人は誰かのことを心底想いながら電車に揺られていると思うと、なんだか景色も違って見えませんか？　はい、見えます。

そして、興味深い現象も見えました。上のアンケートで回答いただいた1500名に、「自分のことをオタクだと思いますか？」という質問を同時に投げ掛け、その回答と“片想いしている率”をクロスしてみたところ、以下のような数字が表れたのです。

【「自分はオタクだ」と回答した人】（384名）

・胸が張り裂けそうな片想いをしている：15.4％
・していない：84.6％

【「自分はオタクではない」と回答した人】（1116名）

・胸が張り裂けそうな片想いをしている：4.3％
・していない：95.7％

このように、オタクだと自負する人とそうでない人のあいだでは、“片想いしている率”に10％以上もの開きがあったのです。

語弊を怖れずに、この偶然とは思えない数字の開きの原因を考察してみると、以下のようなことが挙げられるでしょう。

・オタクの人は、何かを「好きになる」際の想いが強い
・オタクの人は、恋愛において想いをためこみがちで、告白する勇気を持てずに片想い状態で留まっている
・一部のオタクの人が想いを寄せる対象が、「告白する」というコミュニケーションが通じない相手（存在）である可能性

最後の項目は、どうかエクストリームな可能性のひとつとご理解ください。

調査から明らかになった“片想い”と“オタク”の相関性。とにもかくにも、オタクの人たちは、そうでない人たちに比べて単純にロマンチックなのかもしれません。

（文／しらべぇ編集部）