上京経験者に聞いた、上京する人のために贈る言葉。まずは物価に気を付けろ！

2014/10/09 17:00

これから上京をしよう、もしくはする予定の地方在住のみなさん、こんにちは。筆者も薄っぺらのボストンバックで北へ北へ向かった地方出身者ですが、東京という街の情報は、いまやインターネットなどで容易に知ることが出来るようになりました。しかし、実際上京するまではそれでも不安と期待がいっぱいだと思います。

そこで、今回しらべぇ編集部では、これから上京する人たちのために、「これから上京する人に言っておきたいこと」を上京経験者から募りました。それでは、寄せられた様々な声を紹介していきましょう。

■上京物語・お金と住まい篇

「とにかく何も考えないと家賃が高いのでお金に苦労します」（50代男性）
「想像していた倍以上お金がかかると思っていた方がいい」（60代女性）
「お金と時間さえあれば楽しい街ですよ」（50代男性）
「物件選びは慎重に。適当に選ぶとすごく後悔します」（20代女性）
「見えを張って暮らさないこと。とにかく、お金が湯水のようになくなります」（60代男性）

東京の物価は高いと言われます。そこは覚悟してきたとはいえ、想像以上にお金がかかったという人が多いようです。そして、物件選びに関しては、住む場所で東京の楽しさが全然変わってくるということ。お金と住まいは特に慎重になった方がいいと筆者も考えます。

■上京物語・夢と希望と野望篇

「目的が明確でないのなら、上京はやめておいた方がいいです」（50代女性）
「地方にいるよりやろうと思ったことができる土壌はあると思うけど、東京にくれば夢がかなうと考えるのは大間違い」（40代男性）
「過度な期待と緊張はするな。それが全て」（30代男性）
「何をしたいか、何を見たいか、何を食べたいか、目的を持ってから行って欲しい。ただ漠然と行ってしまうと、何もしないで帰ってきてしまいます」（40代女性）

夢と希望と野望に満ち溢れている方が多くいらっしゃるでしょう。しかし、その目的を見失ってしまうと、上京しても何も出来ないまま地方に帰ってしまうという声が多く寄せられていました。特に最後の「ただ漠然と行くと」というのは、筆者的としても非常に共感できる回答でした。

■上京物語・出会い篇

「人間関係が非常に冷たい。それくらいに思っていた方がいい」（20代男性）
「対人関係では過度な期待を持たない方がよい。結局は自分次第」（20代女性）
「自分を見失わないで、地道に生活してください。そして、助け合える仲間を見つけてください」（50代女性）
「人は出会いで人生が変わります。そして多くの人と出会えるのが東京です。多くの人に出会ってください」（60代男性）

東京という街には、非常に多くの人がいます。人間関係が冷たいと感じる人もいれば、筆者のように逆に温かいと感じている人もいます。自分をしっかりと持って、そして多くの人に出会い、助け合える仲間を見つけることが大事ですね。

■上京物語・田舎篇

「東京暮らしを経験するのはいいけど、地方にもいいところがあることを忘れないでいてください」（60代男性）
「いずれUターンすることを計画して過ごすと色々と捗ります」（40代男性）
「都会のよさばかりでなく、地方の良さに気づける場所でもある」（50代女性）
「たまには田舎へ帰れ。そして親の顔を見ろ」（50代男性）
「都会が合う人もいるし、合わない人もいる。あなたには帰れる場所があることを忘れるな」（40代男性）

上京したということは、逆を返せば帰る田舎があるということ。様々な境遇で上京してくる人がいると思いますが、最後の方のように、「東京という街に馴染めない＝あなたがダメ」ということではないことを胸に刻んでおくとい良いでしょう。