20代の「社畜化」が顕著!? 台風直撃で「仕事を休む率」を世代別に調査
今年もっとも強いと言われる台風19号が、13日午前8時半頃、鹿児島県に上陸。勢力はやや衰えたものの、さらに北上を続けている。首都圏を直撃するのは、14日の未明〜朝という予報。
連休明けで仕事がたまった、出勤時間のピークに影響を及ぼす恐れもある。ちなみに先週、前回の18号が上陸した際は、前日がウィークデーだったため、
「明日電車が動くかわからないから、前泊するはめに」
「会社の近くでビジネスホテル予約しようと思ったら、社畜で満室」
といった悲哀あふれるツイートも話題となっていた。
台風vsハードワークで名高い日本の労働者たち、この国に住む限り終わりなき戦いの軍配は、どちらに上がるのか?しらべぇ編集部では、アンケートサイト「マインドソナー」を使って、「台風が直撃したら仕事を休みにする人」の割合を調べてみた。
475人中336人、約7割の人が「台風が直撃しても仕事は休まない」ことがわかった。大阪・名古屋・東京など大都市を「直撃」してもである。台風に慣れているとはいえ、さすが社畜大国ニッポン。
さらに興味深いのは、世代別に見た「休む率」の格差である。
20代が台風で仕事を休む割合は、管理職世代の約半分。ゆとり世代?とんでもない!
若手は、まだ仕事における決定権がないため、「上司は休みだけど、自分は出勤させられる」「上司や先輩は休むかもしれないが、連絡もないのでとりあえず出社するしかない」という可能性もある。いずれにせよ、最強社畜世代は20代に決定!
ちなみに、暴風警報および大雨などの特別警報が発令された地域の公立学校は、休校もしくは自宅待機となる。台風で公共交通機関が麻痺した場合、通勤ラッシュが混乱に拍車をかける恐れも。
時間通りに休まず出勤することが、必ずしも社会的に適切と言い切れない側面もある。
明日は休み、もしくは午前半休にしようと思っている管理職のみなさん、部下や後輩への連絡は、どうかお早めに。
※画像出典:気象庁台風情報
(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)