3時間前集合、全力オーライ…学生時代に疑問だった部活規則エピソード集まる

2014/10/15 20:00


sirabee1015busoku

学生時代、部活動に力を入れていた人は少なくないでしょう。社会人になると年齢の差をあまり気にしなくなりますが、厳しい体育会の部活では年上、つまり先輩は神様並みの絶対的な存在だったりします。思い返してみると、よくわからない決まりや理不尽な怒られ方をしたという思い出がある人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、学生時代に体育会の部活に所属していた人たちに、「変だと思っていた部則」についてのエピソードを聞いてみました。なかでも特に印象的だったものをいくつか紹介していきましょう。

●1年はバッシュ禁止(35才男性:高校時代はバスケ部所属)

「都大会にも出たことがあるくらいのガチガチな体育会のバスケ部だったんですけど、1年はとりあえずバッシュ禁止だったので、体育館履きでプレーしていました。別に自分のお金で買うんだから何を履いても自由だと思っていましたが、先輩には言い出せず、滑るコートと格闘しながら練習していました」

●オーライも全力で(24才女性:高校時代はバレー部所属)

「高校時代はかなり厳しい練習をする体育会バレー部でした。遠征でマイクロバスを使うとき、一番後ろの席にオーライ係が任命されます。その名の通り、バックするときにオーライと掛け声をかけるのですが、普通にやっていると必ず監督に『声が小さい!』と怒られます。

なので、小さなマイクロバス内で、山びこを呼ぶとき並みの声の大きさでオーライ。明らかに声のボリュームはおかしかったですが、怒られたくないので…。もう一生あんな全力のオーライはしないですね」

●3時間前集合(27才男性:高校時代は野球部所属)

試合の日、1年は全員が集合する時間の3時間前に集合場所にいないといけないというルールがありました。朝早い時間の試合だと始発は当たり前でしたね。実際、先輩はそんな早くこないので、別に3時間前からいなくてもバレないんですけど、学生時代って純粋はないですか。そして、無意味な規則でも自然と受け継がれていく体育会の伝統ってすごいなって思います」

●水は飲むな!(48才男性:高校時代はサッカー部所属)

「昔の体育会ではよくあることかもしれないですが、練習中に水は飲むなという風習でした。のどの渇きって、根性じゃどうにもならないですよね…。雨の日の練習はみんな喜んでいました。転んだときに水たまりの水が飲めるから(笑)。今だから笑い話になりますが、当時は必死でした」

寄せられた意見をみると、意味のわからない規則でも学生時代はきっちり守っていたという人がほとんどのようです。きっと学生時代の厳しい上下関係のなかで、先輩に抗議する勇気はなかったのでしょう…。しかし、今となってはいい笑い話になっているようでした! 青春バンザイ!

(文/しらべぇ編集部・八木彩香

スポーツ部活先輩学生時代
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