苦味が最高なのに…食べられないとダサいと思われる野菜ランキングTOP5!
串カツのたまねぎを食べて、涙が出てしまった。これは、筆者の身に実際に起きた体験談です。たまねぎの食感が苦手で食べられない筆者は、ある日友人たちと串カツ屋に行った際、もちろん“たまねぎ串”は避けていました。しかし、美味しいビールによってその防衛感覚が鈍ったのか、別の串と誤って“たまねぎ串”を思いっ切り咀嚼してしまったのです。
一気に鳥肌が立ち、うまく呼吸ができなくなり、ついには涙が出ました。筆者のあまりの事態に、それまでは「え、お前たまねぎ食べられないの?ダサ~い」と嘲笑していた友人たちも焦り、「み、水飲めよ…」とすすめてきた次第です。
さて、この「たまねぎ食べられない」→「ダサい」という会話の流れは、筆者がしばしば経験するところであります。アレルギーを持っているなどの致し方ない事情で何かの食材を食べられない場合などを除き、筆者でいう「食感がダメ」などの感覚的な理由で野菜を食べられないことは、ときに人に「ダサい」と感じさせるようです。
そこで今回、しらべぇ編集部では、「食べられないとダサいと思われる野菜ランキング」というものを20代~60代の男女499名へのアンケートをもとに作成してみました。「食べられない」という話をよく聞く8つの野菜を選択肢に、「食べられないと最もダサいと感じる野菜」を選んでもらっています。早速、ベスト5を紹介しましょう。
1位:トマト(23.6%)
2位:ピーマン(19.8%)
3位:たまねぎ(14.0%)
4位:セロリ(13.8%)
5位:にんじん(11.6%)
このように、唯一20%以上の票を得たトマトが1位となりました。鮮やかな色を持ち、また他の野菜と比べると目立つ大きさであることから、食べられなくて残した際の印象が強いようです。「居酒屋でデートした時に一切“冷やしトマト”に手を付けない男がいて、凄く幼稚に見えた」(20代女性)という厳しい声も。
そして2位は、ピーマン。こちらは、食べられないとより「子供っぽい」という印象を与えるようです。「ピーマンの美味しさが分からなければ大人じゃない」(30代男性)、「苦いっていう人がいるけど、あの苦味が最高なのに」(40代女性)といった声が寄せられています。
3位以下は上のようになっていますが、ここで20代に絞って数字を見てみると、
1位:ピーマン(37.0%)
2位:トマト(21.0%)
と、トップ2が逆転しています。これは20代だけの現象であり、しかも数字の差が大きい…。
今回のアンケートは、食べられない野菜の調査ではなく、「食べられなかったらダサいと思う野菜」の調査なので、上位に選ばれたものはそれだけ好きな人が多いということにもなります。ということで、20代におけるピーマン評価の高さがうかがえる結果となりました。
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年9月19日(金)~9月22日(月)
対象:全国20代~60代の男女計499名
(文/しらべぇ編集部)