内田有紀・菅野美穂・篠原涼子の過激トーク…女優たちの伝説90年代ラジオ3選

2014/10/28 08:00


sirabee1028uchidayuki

90年代後半、今では大活躍している女優がまだ若手だった頃、彼女たちはラジオでセキララなトークを繰り広げていた。今考えると、よくあんなことを話してたな~と思うような内容の番組もたくさん。そんな伝説の番組を振り返ってみた。(※今回紹介する番組は全てニッポン放送制作)


●『内田有紀 夜空にYOU KISS!』(1994年4月~2001年3月)

同タイトルの番組本も発売された人気番組だ(筆者も持ってます)。番組がスタートして半年後には、『TENCAを取ろう! ‐内田の野望‐』(ドラマ『半熟卵』主題歌)で歌手デビューを果たした内田。サバサバしたアネゴ肌的なトークが人気で、「男の乳首はなぜあるのか?」という疑問に対し、「気持ちよくなるため。吸われるためにある」と日本中のリスナーをア然とさせる発言をしたことも。

また、フリートークでは、内田の友達が二股をかけられたという話をしたうえ、「自分は今まで二股をかけられたことはない。逆に自分が二股をかけるにも、なかなか時間と体に余裕がなくて…。それは冗談だけど」と、ファンが聞いたらモンモンとするようなことを話したりしていた。

他にも、大食いだという小学生には「さなだ虫がいるだろ!」と言ったり、「内田有紀さんが『ヘアヌードを見てみたい女性タレントランキング』で2位になっていましたが(ちなみに1位は観月ありさ)、ヘアヌードを撮るならいつにしますか?」というハガキを紹介したあとで、「私、毛が生えてないんですよ。薄いんです」と真面目に答えていた。

今考えても、ハガキを選んで紹介するほうも紹介するほうだが、「よく事務所がオンエアーをOKしたなぁ~」と思う内容である。

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●『あっけらKan‐no!?菅野美穂』(1995年4月~1996年3月 ※帯番組時代も含む)

菅野美穂が、かなりのハイテンションで喋っていた番組。放送当時はNHK朝の連続テレビ小説『走らんか!』に出演していた頃で、ラジオ番組終了直後には『イグアナの娘』(テレビ朝日)に出演している。

当時はデビューしたばかりということもあり、リスナーからは「菅野美穂さんは、巷の女子高生みたいなコギャルなの?ポケベルも持ってるの?」という質問も届くほど。それに対して「コギャルではない」と言うと、ゲストの大槻ケンヂに「ブルセラは?」と質問され、「埼玉の学校なので、みんな知らないんじゃない?」と、あっけらかんと答えていた。

※ちなみに、この番組は何か変わったことをやろうというコンセプトがあり、なぜかダンボール箱の中に入ったまま放送をしたこともあった

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●『篠原涼子の感度 良好!!』(1995年10月~1997年10月)

番組がスタートした95年は大ヒット曲『恋しさと せつなさと 心強さと』をリリースした翌年で、絶頂期の小室ファミリーをあえて離れた頃でもあった。番組では、篠原涼子の現在のイメージをひっくり返すほどのぶっちゃけトークを展開。

最終回はニッポン放送本社(お台場時代)のレストランでの収録だったが、運ばれてきたジャーマンポテトを食べて「味が全然違う。群馬の桐生(地元)の市民プールのそばで180円で売ってたのをよく食べてたんだけど、そっちの方がおいしい!」と、料理人が聞いたら“良好”どころじゃないコメントをしたり、「男子校に通っているが、体育祭のダンスの時に、遊びに来ている女性に声をかけないと男子同士で踊るハメになるのですが、どうしたらいいでしょう」という相談には「自分で考えなさい。私に聞かれても分かんねーよ!」と一蹴。一応、最後は「がんばれよ!」とエールを送っていたが、いたいけな少年にとっては股間が縮み上がるようなアドバイスだった。

※ちなみに、放送終了直前には、地元の桐生市民文化会館で凱旋コンサートを行っている。よほど、群馬が好きなのではないかと。

昔から「ラジオ番組でのトークが面白い人は売れる」という説があるが、まさにその通りではなかろうか。ただ、筆者の知り合いで、むかし某女性芸能人の番組を担当していた放送作家は、番組宛にファンからミョーなプレゼントが届くことがあって、その度に本人に渡していいのかどうか困ったと言っていた。芸能人も、芸能人のまわりにいるスタッフも、なかなか大変なのである。

(文/やきそばかおる

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