「1日1食ダイエット」って実際どうなの?成功の秘訣は?賛否両論を紐解く!
■1日1食ダイエットとは? 1日1食ダイエットの痩せ理論って何?
「1日1食ダイエット」とは、その名の通り、1日に1回だけ食事を摂るという方法です。通常は3回食べるところを1回しか食べないわけですから、単純に摂取カロリーが減り、痩せるように思いがちですが、安易に始めるのは危険です!
1日1回しか食事を摂らないからこそ食事の内容がとても重要で、さらに、空腹に弱いという方やアルコールをたくさん飲まれる方は、1日1食ダイエットの効果が出にくいように思います。
私たちは案外、癖で生活していることが多いものです。例えば、「そろそろランチタイムだからお昼を食べに行こう!」「ここに行ったらあのメニューを食べなきゃ!」等々。本当にお腹がすいているわけではないのに、こういった何げない癖で食べていることってありませんか? つまり、この癖を止め、改善することで効果を発揮するのが「1日1食ダイエット」の痩せ理論となります。
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■1日1食ダイエット成功のコツ
1日1食ダイエットで失敗する人の場合、1日に1回しか食べられないからと、その1回の食事で好きなものだけをたくさん食べてしまうことが多いようです。また、運動不足や睡眠不足など、悪い生活習慣を変えずに1日1食だけにするのも失敗率が高くなります。
1日1食ダイエットに成功している方々の食生活に共通する内容とは、主に以下の6つ。要は、「時間だから食べる」のではなく、「お腹が空くから食べる」ようにするのが1日1食のポイントのようです。
・1日1回の食事はできるだけ夕食にする
・朝と昼は、果物から絞ったジュースか味噌汁、生姜紅茶、白湯を飲む
・菜食または和食中心の食事
・新鮮な野菜や果物を摂る
・空腹のときは、おにぎりなどを途中で食べる(※無理に我慢しない)
・食事はよく噛んで食べる
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■1日1食ダイエットのメリット&デメリット
1日1食ダイエット体験者を通して、メリットとデメリットをまとめてみました。
なかでも、メリットを感じている人=成功者には、男性が多いように思います。私(女性)も1日1食ダイエットを実践してみましたが、どちらかというとデメリットのほうを多く実感しました。
【メリット】
・短期間で体重が減った
・思ったよりストレスがなかった
・お腹が凹んだ
・脂っこいものを食べたくなくなった
・香りや味に敏感になった
【デメリット】
・頭がクラクラして仕事にならなかった
・イライラして精神的に不安定になった
・胸やけがしてきて気分が悪くなった
・生理が止まってしまった
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■1日1食ダイエットの向き不向きとは
1日1食ダイエットに向いているタイプというのは、先ほどもお話しましたが圧倒的に男性に多く、さらに、何かをしていると食べることを忘れてしまうぐらい集中力のある人などがあげられます。
いっぽう、不向きのタイプは女性に多く、食べることやアルコールが好きで、空腹に弱い人などがあげられます。
これは、男女の脳の構造やホルモンの違いによるのかもしれませんが、私もまさに食べることが大好きで、空腹に弱いタイプ。私のようなタイプは、「1日1食ダイエット」とは真逆の「1日5食ダイエット」が向いているということになります。(※実際に私は「1日5食ダイエット」を実践しています!)
1日1食ダイエットを実践してみたい!という方は、最初はあまり1日1食にこだわり過ぎず、まずは、1日2食からスタートしてみるのも成功の秘訣だと思います。
(文/ダイエットエキスパート・和田清香)