あのマツコを発掘!東京ローカルTV局「TOKYO MX」の哀愁漂うあるある7選

2014/11/04 17:00


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神奈川に「tvk」(テレビ神奈川)、兵庫に「サンテレビ」があるように、東京には東京ローカルの「TOKYO MX」テレビがある。今回は、マツコ・デラックスも登場する『5時に夢中!』などでおなじみ、MXテレビ全体の特徴を7つのあるあるで紹介しよう。

●MXテレビ検索あるある:
「MXテレビ」で検索すると、第2検索ワードに「MXテレビ 映らない」と出る

基本的に「ローカル局」なので、都心から離れるほど電波は届きにくくなる。ただし、東京スカイツリーから送信されるようになってからは、東京以外でもかなりの広範囲で観られるようになった。以前は、東京なのに映らない地域もあったほど…。

●MXテレビ本社あるある:
以前はMXテレビもお台場(青海)に本社があったのに、誰にも覚えられてない

現在、本社は半蔵門にあるが、それまでの11年間はお台場(正式には青海のテレコムセンター)にあった。このことを覚えている人はMXの関係者か、かなりのMXテレビマニアだろう。ちなみに筆者は、テレコムセンター時代に某番組の構成を担当していたが、当時の番組制作部はなぜか携帯の電波の入りが悪く、通話もメールもできない状態だったので、普段は携帯を廊下(それでもアンテナ表示は1~2本だった)に出していた。

●MXテレビの深夜あるある:
深夜にMXテレビをつけると、アニメかテレビショッピングのどちらかだ

アニメやゲームに関する番組の放送本数が多く、「初音ミク」のライブを放送したことがあるほどだが、その反面、テレビショッピングも多い。テレビをつけた瞬間に「グルコサミン」「腰痛」「ワンダーコア」などのワードが聞こえてきたら、MXテレビの可能性大。

●MXテレビ先駆けあるある:
実は、マツコ・デラックスをテレビで初めてレギュラーに起用した放送局なのに、あまり知られてない

MXテレビファンにはおなじみの話だが、マツコ・デラックスの初のレギュラー番組は『5時に夢中!』である。本来は別の人がゲスト出演する予定だったのが、急遽来られなくなり、マツコがピンチヒッターとして登場。その時(2005年)マツコは金髪だったこともあり、夕方にボーっと見ていた人の脳を叩き起こすような衝撃的な外見と、屈託のなさすぎるトークが好評でレギュラーに。その翌年(2006年)、情報番組『ピンポン!』(TBS)がスタート。金曜コメンテーターとして登場して全国区に。

●MXテレビ内部あるある:
スタジオもセットも安上がり。現在のスタジオは、喫茶スペースを改装したもの

『5時に夢中!』でも時折マツコが話のネタにしているが、本社の建物の一部は元結婚式場の別館として使われていたもので、スタジオは式場の喫茶スペースを改装したもの。筆者もたまに仕事でお邪魔することがあるが、楽屋や廊下は艶やかで、どことなく式場の雰囲気が残っている。

●MXテレビ・サブチャンネルあるある:
実は、関西で放送されている関ジャニ∞や上沼恵美子の番組もネットされているが、ほとんど知られてない

MXテレビはマルチチャンネル編成なので、091チャンネルと092チャンネルの2つのチャンネルがある。リモコンで切り替えなくてならないため、あまり知られていないのも事実で、なんだかもったいない。ちなみに『快傑えみちゃんねる』は土曜14時、『関ジャニ∞のジャニ勉』は土曜15時から092チャンネルで放送。「え?092チャンネルってどうやったら観られるの?092って、CS?」と思った方は、自力で調べて下さい。

●MXテレビ番組あるある:
中島知子、板東英二など、「何かあった人」がやたらと出てくる

中島知子も板東英二も夜の情報番組『バラいろダンディ』にレギュラー出演。「何かあった人」を“救済”しているところもMXテレビらしいところ。矢口真里の復帰の話が出た時に「MXテレビに出たらいいんじゃないか」という声がチラホラ出ていたほどだ。 ※もちろん、割合的には「何もなかった人」(何も起こしてない人)のほうがたくさん出てます。

MXテレビは、キー局ではないことを逆手にとり、攻めの姿勢を崩さないところが清々しい。営業利益も絶好調だそうで、これからも「ワンダーコア」で腹筋しながら観て応援します!

※画像はサイト「TOKYO MX * 5時に夢中!」のスクリーンショットです

(文/やきそばかおる

テレビTOKYO MXマツコ・デラックス
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