【男前】見知らぬ女性に傘をあげたことある男性の割合、12.7%!自信の表れ?
スタジオジブリの名作、『となりのトトロ』。森に住むトトロと出会うシーンや、ネコバスでメイちゃんを探すシーンなど、それぞれお気に入りの名シーンがあるでしょう。
そんな同作で筆者が特に心を打たれたのは、少年のカンタが雨宿りしているメイちゃんとサツキに傘をあげるシーンです。最終的には傘を手渡しせずに置いていくという形で渡したカンタの不器用な優しさにほっこりした、という人も少なくないのでは?
さて、今回しらべぇ編集部では、以下のようなアンケートを実施してみました。結果と併せてご覧ください。
「見知らぬ女性に傘をあげたことはありますか?」(20代から60代の男性750人対象)
・ある:12.7%
・ない:87.3%
このように12.7%の人が、面識がないのにもかかわらず、困っている女性に傘をあげたことがあるという結果になりました。これは決して少なくない数字といえるのではないでしょうか。女性は、雨が降ってきたとき、傘を買うのはもったいないな…と思ったら、10人ほどの男性に“困ったアピール”をすれば、もしかしたらもしかしたら傘をゲットできるかもしれません!
さらに、いくつかの質問を同じ回答者に投げかけ、“見知らぬ女性に傘をあげたことがある割合”とクロスを切ってみたところ、興味深い…いや、ある意味納得してしまうような結果が出たので、ご紹介します。
【質問:「自分はモテるほうだ」】
・はい(132人)
傘をあげたことがある: 28.8%
・いいえ(618人)
傘をあげたことがある:9.2%
【質問:「私は平均より、容姿端麗だ」】
・はい(183人)
傘をあげたことがある:24.0%
・いいえ(567人)
傘をあげたことがある:9.0%
このように、回答者の母数に差はあるとはいえ、「自分はモテる」「容姿端麗である」と自負している人とそうでない人の“傘をあげたことがある割合”には大きな開きがみられました。この結果から考察すると、見知らぬ女性に傘をあげるというマンガのような行為は、自分に自信があるがゆえにできる行動だと言えそうです。
実際、「傘をあげたことがない」と回答した人からは、
「下手に女性に絡むとすぐ痴漢扱いされそうで怖い」(男性20代)
「あげようか考えたが、コンビニやドラッグストア、駅売店など今や傘はどこでも買える時代なので、逆にそんなことを自分がしても引かれると思った」(男性30代)
「いざあげようと決心したときがありましたが、気持ち悪いと思われるのが怖くてやめました」(男性40代)
というような意見が寄せられています。いざ傘を渡せるようなシチュエーションに巡り合ったとしても、「嫌がられるかも…」という懸念からなかなか行動に移せないようです。あらためて、女性に傘を渡すという行為は、自信の表れの象徴なのかもしれませんね。
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年10月17日(金)~10月21日(火)
対象:全国20代~60代 男性計750名
(文/しらべぇ編集部・八木彩香)