【プロドライバーに聞いた】家族の写真は交通安全のお守り代わりになる!?
スマホカメラの性能が上がり、素敵な色合いに仕上げてくれる写真アプリが普及したせいか、写真を撮ったり見せたりするのが、だいぶ身近になってきました。SNS、とくにFacebookのタイムラインは、きれいな夕焼けやおいしそうな食べ物の写真でいっぱい。中でもよく見かけるのが、家族や子供のかわいらしい写真です。
家族写真を飾る場所といえば、SNSはもちろん、パソコンやスマホの壁紙、会社のデスク、自宅の玄関やリビング、離れて暮らす実家など。ところが最近は、それだけでなく、安全運転のために「クルマの中」に家族写真を飾る人がいるそうです。
正確には「車内」ではありませんが、とある大手運送会社では、運転手が常に携帯する手帳に「必ず家族の写真を貼りつける」ことを徹底しているとのこと。とくに、長時間を車内で過ごすドライバーさんにとっては、安全意識と頑張る気持ちが湧いてくるのかもしれません。
家族写真をクルマに飾ると、本当に安全運転につながるのでしょうか?しらべぇ編集部では、運転のプロであるタクシーとトラックの運転手さん138名にアンケートを実施しました。
Q.家族の写真を車内に飾ると安全意識が高まると思う?
約半数のドライバーが「安全意識が高まると思う」と回答しました。また、実際にやっている人の割合も調べてみると…
Q.実際に、家族写真を車内に飾っている?
タクシーでは1割弱、トラックでは約7%のドライバーさんが、クルマの中に家族写真を飾っているようです。「飾っている」と答えた人たちの声をご紹介しましょう。
・運転しながらいらいらした時は必ず写真を見ます。すると、いらいらした事がとてもつまらない事だったと気づきます(トラック運転手・33歳)
・いつも見守っていたいから(タクシー運転手・41歳)
・お守り代わりに(トラック運転手・42歳)
外と隔てたられたクルマの中は「個の空間」になりがちですが、一枚の写真が想像力を与えてくれるのかもしれません。
調査では「お守り代わりに」という声もありましたが、日産セレナの公式サイトでは、家族の写真をアップしてオリジナルの「ファミリーお守り」がつくれるキャンペーンを行なっています。
*画像はスクリーンショットです。
こちらのお守り、単に写真がプリントされるだけではありません。車内の揺れを検知すると録音した音声を再生できる機能があり、たとえば子供に「パパ、安全運転でね!」と録音してもらっておけば、急ブレーキなどのたびにその声で安全運転を勧めてくれる仕組み。
家族のために安全なドライブを願うお父さんは、ぜひ申し込んでみてはいかがでしょうか?
*参考:ファミリーお守りメーカー(キャンペーンは11/28まで)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年11月5日(水)~11月6日(木)
対象:全国タクシー・トラックのドライバー男女138名
(文/しらべぇ編集部 提供/日産自動車)