鉄道関係者・鉄道ファンに聞いた、本気で鉄道が好きそうな女性芸能人13名

2014/11/11 18:00

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鉄道好きな女性が急増している昨今、鉄道好きを公言する芸能人も急増。そこで、鉄道関係者や鉄道ファンに、「本気で鉄道が好きそうな女性芸能人」を挙げていただいた。名前が挙がった13人を一挙に紹介しよう。

■豊岡真澄さん(鉄道文化人・ママ鉄)

鉄道アイドルの元祖的な存在。実は今回のアンケートで一番多くの人から名前が挙がったのが豊岡さんだった。ホリプロのアイドル時代は、マネージャー(当時)の南田さんと一緒に『タモリ倶楽部』(テレビ朝日)に出演。出演当初は、「鉄道の面白さが分からない」と言っていたものの、南田さんによる“鉄道エリート教育”を受けたせいか、みるみると鉄道にハマっていった。

ママ鉄となった今、息子さんと娘さんに鉄道教育を施しており、将来が楽しみである。特にお気に入りは、なじみのある東武東上線、東京メトロ10000系、ソニック883系(JR九州)等だそうだ。鉄道関係者からは、「表面的に好きというだけでなく、ちゃんと認められて鉄道会社のイベントのお仕事などもしています。鉄道に対する考えもしっかりしています」というコメントも。

■市川沙椰さん(ファッションモデル)

得意分野は、車両、路線図、時刻表。今年の3月より『タモリ倶楽部』の鉄道企画に出演。初回の出演は『書泉グランデ』で鉄道に関する本を紹介する『この鉄道本がすごい!2014』だった。雑誌『旅と鉄道』や『JTB小型版時刻表』など執筆多数。

鉄道や旅に対する思いを素直に述べた文章に定評があり、『旅と鉄道』では、「雑誌のインタビューなどで『最近の新たなハマりものは何ですか?』と聞かれるが、新たなハマりものなどなかなかないし、今の趣味で間に合っている。鉄道だけでも忙しい」とキッパリ述べているところも面白い。鉄道ファンに聞いたアンケートでは、「自分で架空の街の路線図とダイヤを考えて遊ぶところからして、面白い」というコメントも。

■酒井順子さん(エッセイスト)

ベストセラー『負け犬の遠吠え』でもおなじみ。中学時代から宮脇俊三(紀行作家)のファンで、2006年には著書『女子と鉄道』を執筆。某大学の鉄道研究会で会長を務めていた人によると、「圧倒的に文章がうまい。下手に盛ってないところがいい。丹念に個人の目線で書いているのが好きです」とのこと。そのほか、「さまざまな鉄道のコラムが楽しくて、読むと列車に乗りたくなる」というコメントも。

■松井玲奈さん(SKE48)

先日放送された『笑神様は突然に…2時間スペシャル』(日本テレビ)では、「鉄道BIG4」のゲストとして出演。特に新幹線が好きだそうで、SKEファンの間でも有名。2011年頃からテレビ番組等で自身が新幹線好きであることを明かして話題に。ネットで「100系新幹線の白と青の境目の角度が好き」と言ったり、テレビ番組で「0系電車と新幹線200系電車との“顔”(前面)の見分け方」を披露したりしている。

■鈴川絢子さん(芸人)

東京NSC16期生。お笑いコンビ『F2』として活動。大の京急好きで、京急全73駅(支線・泉岳寺駅含む)をナンバリング順でAKB48『恋するフォーチュンクッキー』を踊る「恋チュン京急Ver」をYouTubeにアップ。京急から表彰されたことがある。

「動画を頻繁にアップしているところや、フットワークの軽さに脱帽。子育てがひと段落したら、どこにでも行ってしまいそう」とのコメントも。ちなみに動画には、「羊毛フェルトでE7系新幹線を作ってみた」というものも。

■久野知美さん(フリーアナウンサー)

ホリプロアナウンス室所属。大阪府寝屋川市出身。中学高校時代は、“おけいはん”だった。高校・大学時代は、毎日「今日はテレビカーに乗ろうか、ダブルデッカーの車両に乗ろうか」と、贅沢な悩みを抱えながら過ごしていたという。テレビカーが引退する日には、プライベートで見に行っていたほど。

2003年度準ミス立命館大学でもある。車内では、さぞかしキラキラしていて目立っていたのではなかろうかと勝手に推測。実は、筆者もインタビューをさせていただいたことがあるが、楽しいトークが止まらなかった。ちなみに、久野さんも南田さんの“教育”を受けている。

■斉藤雪乃さん(タレント)

関西を中心に、鉄道をテーマにしたテレビ、ラジオ番組、雑誌に多数登場している。鉄道ファン曰く「斉藤さんも、あちらこちらの鉄道イベントで活躍されています。ブログでもマメに報告されていて、見ていて楽しくなります」「『斉藤雪乃のイチバンセン!』(ラジオ日本 日曜24時~)は鉄道や旅行にまつわる話がたっぷり聴ける30分。おすすめ」とのこと。

■村井美樹さん(タレント・女優)

乗り鉄・撮り鉄。『鉄子の旅』(菊池直恵) にゲスト出演、『新・鉄子の旅』(ほあしかのこ) ※共に月間IKKI)にはレギュラー出演を果たした。横見浩彦監修の鉄道カレンダーのキャンペーンガールを務めたことも。

先日、「駒ヶ根市の鉄道100年!村井美樹と行く!JR飯田線と中央アルプス千畳敷カールの旅 」というツアーも開催された。ツアーでは「飯田線のドタバタ秘境駅巡り」や、山ガールでもある村井さんの「アルプスの山の魅力」にまつわるトークショーも。

■橋本奈穂子さん(NHKアナウンサー)

公共交通機関が好きで、お気に入りは江ノ電と京葉線。また、子どもの頃から時刻表が好きだということをブログで明かしている。

■木村文乃さん(女優)

JR東日本「行くぜ、東北。」のCMにも出演。「コアではありませんが、寝台特急好きです」(鉄道情報サイト運営者)。実は木村さんは『笑っていいとも!』に出演した時、タモリさんと寝台特急トークをしている。別の鉄道ファンの話では、「北斗星で北海道に行き、カシオペアで帰ってきた話をしていた。北斗星の『ガタンゴトン』という音が好きという話も」とのこと。列車が発する汽笛の音も好きだそうだ。

■ニコルさん(モデル)

以前、『笑神様は突然に……』の鉄道クイズにも出演。同じく鉄道ファンの、ななめ45度の岡安さんとの鉄道クイズ対決を開催したところ、勝利した。「好きな路線は丸の内線。地上に出るところがたまらない」とのこと。

■廣田あいかさん(私立恵比寿中学)

乗り鉄。『タモリ倶楽部』の鉄道企画でもおなじみ。デジタルフォトブック『廣田あいかの鉄道紀行 JR飯田線 こころの旅編』も発売している。鉄道ファンによると「そこまで詳しくはないと思うけど、『タモリ倶楽部』の鉄道企画では、楽しそうにしているから、つい目がいってしまう」とのこと。(←鉄道のことを離れて、個人的な好みになってますね…)

■小倉沙耶さん(鉄道アーティスト)

隔週で鉄道のUSTREAM番組『UST鉄道情報局』を配信中。岐阜県を走る明知鉄道の観光大使も務めている。都市交通政策技術者でもある。鉄道にまつわる執筆活動、MCなど多岐に活動中。『ウォーカープラス』にて『鉄道アーティスト小倉沙耶の「鉄のさんぽ道」』のWEB連載も。タンク貨車、気動車、古レールが好きとのこと。

鉄道ファンの女性が出演する鉄道の番組はまだ少ないため、『タモリ倶楽部』の鉄道企画における女性ゲスト枠の壮絶なイスとり合戦が想像される。鉄道ファンの人で、「あそこに出たい!」と唇を噛んでいる人は大勢いるのではなかろうか?

ただ、鉄道ファンは、“ビジネス鉄道ファン”には厳しい(ような気がする)ので、今から有名人になりたいと思っている人で「鉄子」のイスを狙っている人は、今のうちにたくさん乗って勉強しておかないと…?

(文/やきそばかおる、写真協力/手老善)

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