「an・an」あの名物特集と女性の性欲との関係性が判明
毎回完売の人気特集ですが…
2007年のダルビッシュ有さんが表紙の回から早7年。ほぼ毎年の恒例となっている雑誌an・anの「SEX特集」。毎回、飛ぶように売れているという噂を耳にしますが、実際この号だけは最新号が発売されても、店頭にいつまでも置かれている光景をよく目にしました。
では、この特集号を購入した人は、実際どれぐらいいるのでしょうか?しらべぇでは、アンケートサイト「マインドソナー」を使い調査を行いました。結果は以下の通りです。
■「an・an」のSEX特集号を購入したことがある?
・はい:26.7%
・いいえ:73.3%
4人に1人以上が購入したことがあるようです。さらに年代別の購入率をみると意外な結果となりました。
・20代:14%
・40代:46%
・全体平均26.7%
全体平均に対して、20代は約半分、そしてなんと言っても40代の圧倒的な多さには驚きを隠せません。表紙を飾るのは、山下智久、生田斗真、大倉忠義、松坂桃李、など20代のイケメン勢が揃い、彼らのファン層であり、性に興味が強いであろう20代がメインになるかと予想していましたが、全く相反する結果となっています。
では、この特集号は具体的にどんな内容になっているのかを最新版2冊(2013年8月14日・21日号/2014年8月13日・20日号)の中からご紹介しましょう。
①一般読者の願望
:どんなシチュエーションで、どんなセリフを言われ、どんな風にされたいか?
②一般読者の体験
:今までで一番“感じた”体験談
③男性へのアンケート調査結果
:どんな下着がいいか、女性に何をされたら嬉しいか?
④テクニック紹介
:AV女優が勧める感じ合うための技法など
⑤付録の撮り下ろしDVD特典
なかなか人には聞きずらい具体的な内容に加え、3パターンのシチュエーション別に撮影されたDVD付録と、ボリューム感のある濃いものとなっています。
画像をもっと見る■40代の女性が多い理由
20代に比べ40代の購入意欲が高いという結果には、医学的視点からも納得できます。それは「エストロゲン」という女性らしさを引き出す女性ホルモンの増減と性欲の関係。エストロゲンは、20代をピークに30代から減少し始め、40歳を過ぎた頃から大幅になくなっていきます。
そしてエストロゲンが働きを弱めると対極にある「テストステロン」という男性ホルモンが強く作用し、一時的に性欲が高まるという原理のようです。女性の体の構造は、「若い=性欲が強い」という単純な作りではなかったのですね。
年を重ねて、改めて性と向き合い新しい楽しみ方を発見しようと、このSEX特集を購入している前向きな40代の女性が多くいるというのは、とても素敵なことだと思います。誰しも年は取るものですが、積極的な姿勢をなくさず、魅力的に年齢を重ねていきたいですね。
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)