キャベツの千切りができる20代女性の割合は、男性の割合とほぼ一緒だった!
仕事中の楽しみ、ランチタイム。近頃は男女かかわらず弁当を持参する人も増えているようだが、多くの人はお昼休みには社外に出て、どこかお店でランチをとっているはずだ。
ランチの魅力は、ディナーよりお得に美味しいものが味わえるという点。自分で作れないような魚の煮付け…、普段なかなか作る機会のないとんかつ…、自分ではスムーズにできないとんかつに添えられたキャベツの千切り…。
と、ここで「いや、キャベツの千切りくらいは誰でもできるでしょ!」とツッコミを入れる人はどれくらいいるのだろうか? 今回しらべぇ編集部では、これに関してアンケート調査を実施してみた。
「キャベツの千切りをスムーズにできますか?」(20代から60代の男女1500人対象)
・できる:43.1%
・できない:56.9%
このように、キャベツの千切りをスムーズにできると回答した人は43.1%となった。では次に、アンケート結果を男女別に見てみよう。
【キャベツの千切りをスムーズにできると回答した割合】
・男性:28.4%
・女性:57.7%
やはり、男女ではこのように大きな差が出ている。
さらに今回のアンケート結果を見ていると、ひとつ気になる数字があった。女性のなかでも割合にはバラつきがあり、20代女性のみで絞ってみると、キャベツの千切りをスムーズにできるという人の割合は、なんと28.7%にとどまっていたのだ。これは、男性全体の割合とほぼ変わらない数字である。
キャベツの千切りは、料理の基本ともいえる技術。最近ではリーズナブルな“スライサー”が売られており、また既に千切りされている出来合いのものがコンビニで簡単に買えるといった要因も考えられるが、やはりこの20代女性の数字からは、若い女性の“料理離れ”がうかがえてしまう。
とんかつ、しょうが焼きなど、日本の家庭を支える代表的なおかずに添えられるキャベツの千切り。夕方、子供がテレビを見ているとキッチンのお母さんの手元から発せられ聞こえてくるトントントン…という音は、今後日本の家庭から減っていってしまうのだろうか。
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年11月14日(金)~11月16日(火)
対象:全国20代~60代の男女1500名
(文/しらべぇ編集部・八木彩香)