女性に良いことだらけなイモ! 「揚げ焼き大学芋」など簡単さつま芋レシピ紹介

2014/11/27 07:00

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こんにちは、精進料理研究家、食ライターの麻生怜菜です。

いよいよ本格的な冬到来、ですね。寒くなってくると食べたくなるのが、ポカポカ温まる料理。我が家でも、この時期から頻繁に登場するメニューは、鍋物やシチューなどの煮込み料理です。加えて、毎週と言っていいほど買ってしまうのが、焼き芋。「い~しや~きいも~」と声がすると、冬の醍醐味だなぁと思うものです。

注目すべきなのは、焼き芋が好きと言っているのは、ほぼ女子!だということ。NHK放送文化研究所世論調査部「日本人の好きなもの 」(2008年)の野菜ランキングでも、若い女性層の好きな野菜第1位に「さつま芋」、第2位に「じゃが芋」、第5位には「かぼちゃ」がランキングされました。(男性は、キャベツやたまねぎ、ねぎなどがランキング上位に入っています)

「イモ好きな女子が多いのはなぜか?」という理由は諸説ありますが、ひとつには女性のほうが男性より唾液の量が多く、男性だとポサポサと感じる食材も、女性はホクホク、ねっとりなど好みの食感に感じるということもあるようです。しかし、イモは女性にとって美味しいだけではありません! 栄養素の観点からもパーフェクトな素材なのです!

まず、さつま芋で注目したいのが「食物繊維」。腸内の余計なものを掃除してくれます。さらにさつま芋にしかない成分「ヤラピン」は、腸の動きを活発にして便を促す効果があり、食物繊縫との相乗効果によって便秘解消を促します。

そして、熱を加えているにしてはビタミンCの残存率が高いのもさつま芋の特長です。ビタミンCは、肌改善に必要な栄養素のひとつですし、風邪予防にも効果的です。さらに体内のナトリウムを排出し、血圧低下やむくみの解消に効果があるカリウムが豊富といわれています。まさに、キレイになりたい女性にとっては、甘いものが食べたくなったときにピッタリな食材なのです。

そこで今回は、簡単にできる、さつま芋レシピを紹介します。


 

■さつまいものレモン煮(調理時間20分)

【材料】(1人分)
・さつまいも 1/2本(150g)<1cmの輪切り>
・水 200cc<さつまいもがかくれるくらいの水>
・蜂蜜、レモン汁 各大さじ1
(黒胡麻 お好み)
【作り方】
小鍋に材料を加え、煮汁がなくなるまで煮る(弱火15分)。竹串がスッとれば完成!

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■揚げ焼き大学芋(調理時間15分)

【材料】(2人分)
・さつまいも 1/2本(150g)<皮をむいて2cm角の乱切り、水にさらしておく(5分程)>
・油 適量(フライパンで5mmくらいの厚さ)
・[A]蜂蜜・みりん・(淡口)醬油 各大さじ1
・白胡麻 大さじ1
【作り方】
1:さつまいもをシリコンスチーマーに入れ(水気がついたままでOK)、水(分量外 大さじ1)を入れ、電子レンジで加熱する(600Wで3分程)
2:フライパンに油を熱し、水気を除いたさつまいもをこんがり色がつくまで揚げ焼きする(中火4分程)
3:小鍋に[A]を合わせた調味液を入れ煮詰め(弱火2分程)、2:のさつまいもを加えてタレをからめ、白胡麻をまぶして完成!
【ポイント】電子レンジで加熱しておくことで、揚げ時間を短縮します!

その他、簡単イモ料理は、『寺嫁ごはん 心と体がホッとする“ゆる精進料理”』(幻冬舎)に掲載しています。毎日の食事に簡単で美味しいイモ料理を取り入れ、カラダの中から美しく!を目指してくださいね。

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(文/精進料理研究家、食ライター・麻生怜菜

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