バナナの栄養価はミカン何個ぶん? バナナにまつわる「へぇ」を調査!
スーパーで1年中売られているバナナ。筆者が「バナナが好きなんです!」と言うと、「栄養価高いもんね」と返されることがよくあります。どうしてそれほど多くの人からそう言われるのか、疑問に感じていました。同じような経験をした方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、「本当にバナナは栄養価が高いのか?」など、「へぇ」と思えるようなバナナ豆知識を調査してみました。
画像をもっと見る■バナナは栄養価が高いってホント!?
バナナ100gあたりのカロリーは86kcalだそうです。さらに、カリウムやマグネシウム、ビタミンなど、日々の生活で不足しがちな栄養素が多く含まれています。たとえば、みかん、りんごと比較してみると…
(日本食品標準成分表2010 より作成)
身近で食べやすい果物と比べるとカロリーも栄養価も高いと言えそうです。巷で言われる「バナナは栄養価が高い」というのはホントということになりますね。
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■バナナはいつ食べ頃?
みなさんは「シュガースポット」というものをご存知ですか?バナナを買ってから時間が経つと、茶色い斑点が皮の表面に出てきますよね。あの斑点がシュガースポット。色が変色して、食べるのを躊躇してしまう方もいるかもしれません。
しかし、シュガースポットが現れ出した頃こそが、バナナの食べ頃。しかも斑点が出たバナナは、甘みが増すだけでなく、免疫力も同時にアップするそう。見た目は悪くなりますが、良いことづくめなんです!
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■バナナ生産量1位の国は…?
日本で目にするバナナは、ほとんどがフィリピン産。バナナといえば、フィリピンというイメージがありますよね。実は、フィリピンのバナナの生産量は世界第3位。1位はインドなんです。しかも2位の中国に約2.5倍の差をつける圧勝ぶり。「インドといえばカレー」というイメージが強かった筆者には、衝撃的でした。
(国際連合食糧農業機関 統計データベース より)
インドや中国では、バナナは自国でほとんど消費されるので、他国にあまり出回らないとのことでした。ちなみに、日本ではほとんど見かけませんが、バナナの中には、皮が黄色ではなく赤い色をしたものもあります。
少しでも「へぇ」と感じて、バナナに関心を持ってもらえたらうれしいです。街中でバナナを見かけた際には、一度手に取ってみてはいかがでしょうか。
(文/しらべぇ編集部・おがりょー)