入居者に聞いた! シェアハウス生活での気まずいシチュエーション4パターン
昨今、都心で急速に増えたシェアハウス。手頃な家賃や、居心地の良い共有スペース、家に帰っても誰かがいる安心感などもあってか、とっても人気ですよね。テレビドラマや恋愛バラエティでも取り上げられ、“シェアハウスラブ”に憧れて入居する人もいるのではないでしょうか?
ただ、このような良いことばかりではもちろんありません…。他人と一緒に住むということは、それだけさまざまな出来事が起こるのです。そこで今回は、シェアハウス入居者に聞き取り調査し、シェアメイトと気まずい思いをした体験を聞いてみました。
「家の帰り道、不審者と間違われて早足で歩かれる」(35歳男性)
家が一緒ということは、最寄り駅からの帰り道は同じルートです。女性としては、暗い夜道でずっと後ろを歩かれたら怖いですよね。そりゃあ、早足で歩きたくなる気持ちは分かります。でも、その気がなくて不審者と間違われ、逃げられると確かに傷つきます。
「シェアメイトの霰もない姿を見てしまう」(21歳男性)
個室シャワーで鍵をかけていない場合に起きるアクシデントです。トイレでもあり得るのですが、世の中には結構うっかり屋さんが多いようです。相手は後ろ向きで、気づいていない場合はまだ良さそうですが、目が合ってしまったら、もう本当に微妙な空気が流れますね。「ごめん」としか言いようがありません。
「自分の洗濯物に、ときどき他人の物が交じっている」(28歳女性)
大抵のシェアハウスでは、洗濯機は共有です。自分では、すべての洗濯物を取り出したつもりでも、忘れてしまうことはあるでしょう。次に使う人が、洗濯機の中をきちんと確認しないと起きる気まずい状況です。部屋に帰って初めて気づき、誰のか分からないので、そっと洗濯機に戻しているようです。靴下くらいならまだしも、下着では対応に困りそうです。
「リビングでカップルの喧嘩が始まる」(32歳女性)
シェアハウスに憧れる人の多くは、シェアハウスラブを期待しているのではないでしょうか。ひとつ屋根の下で暮らしているので、恋愛感情が生じやすくなることは多いようです。そして、他のシェアメイトは恋人関係の2人と一緒に生活することに何とも思わない人ばかり。隣でイチャイチャされても気にならないようです。
ただ、喧嘩は別とのこと。共有スペースで喧嘩をされると、たまったものではありません。楽しいリビングに微妙な空気が流れてしまいます。そのような場合は、蜘蛛の子が散らすように各自が部屋に戻ってしまうとのことでした。
このような気まずい状況は、シェアハウス生活でなくてももちろん起こりうることです。コインランドリーでも、前の人の洗濯物を持って帰ることだってあるでしょう。ただ、シェアハウス生活をしていると、これらに遭遇する確率が普通より増えてしまうということです。
他人と一緒に暮らすということは、楽しいことも、嬉しいことも、気まずいことも、普通の暮らし以上に体験できるということですね。このようなことすべて含めて、人生1回くらいは、シェアハウス生活をしてもいいかもしれません。
(文/しらべぇ編集部・重野マコト)