【消費増税の余波?】重さ2倍にふくれ上がった財布の中には食中毒菌も!

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2014年4月から、税率が8%に上がった消費税。5%の時代より、財布の中に「小銭が増えた」実感がある人も多いだろう。実際、政府は4年ぶりに一般流通向けの「1円玉」製造を再開。今年度は1億6千万枚を製造する予定である。

今、世間の「お財布の中身」は、どれくらい膨らんでいるのだろうか?しらべぇ編集部では、とくに「紙幣・硬貨の重さ」に注目して、全国調査を試みた。結果は以下のとおりである。

■  財布に入った紙幣・硬貨の総重量(全国10〜70代男女264名に調査)

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・20グラム未満:14.4%
・20~40グラム未満:25.8%
・40~60グラム未満:31.8%
・60~80グラム未満:16.3%
・80グラム以上:11.7%

ただし、人によっては「お財布はいつもずっしりと現金が入っているほうが安心できる」という向きもあるだろう。けれど、さらに日本デビットカード推進協議会の調査によれば、「財布の中にあるカード類」の平均は11.9枚。

一般的な「二つ折り財布」は、およそ100g前後なので、硬貨・紙幣とカードを合わせると、重さが約2倍になっている計算だ。

現金の問題は「重さ」だけではない。衛生微生物研究センターの調査によると、千円札と五十円、百円玉には、一定量の汚染細菌が、千円札からは、食中毒の病因物質として指定されているセレウス菌が検出されているというから、穏やかな話ではない。

財布に増えがちな小銭に代わって、昨今普及が進んでいるのが、電子マネー。nanaco、楽天Edy、WAONなどの流通系に加えて、SUICAやPASMOなども使える場所が拡がっている。日銀が昨年末に発表した2012〜2013年度版の決済システムレポートによれば、2012年末時点の電子マネー発行枚数は1億9469万枚、決済総額は年間2兆4671億円と、5年前の5倍近くに成長。

誰がさわったかわからない紙幣や硬貨にくらべて、電子マネーのほうが安心感はあるものの、使えるサービスがお店によってバラバラだと、またカードの枚数が増えることになる。そんな中、最近注目を集めているのが「マルチ電子マネーサービス」である。これは、1台の端末で、国内で流通するほとんどの電子マネーが使える新サービス。1週間からレンタル可能で、電源さえあれば手軽に導入できることが店舗側に好評で、首都圏を中心に導入が始まっている。

実際、10月24日~11月3日の間に開催された屋外イベント「肉フェス」では、電子マネーが大活躍。その様子はTBS「がっちりマンデー」でも取り上げられ、加藤浩次も「二重に並ぶのを避けられますね」と賞賛した。このように「食事をするのに何度も小銭の出し入れをしたくない」ことや、「『食券を買うのに列に並んで、食事をするのにまた列に並ぶ』といった二度手間がなくてすむ」ことが、受け入れられた要因のようだ。

電子マネーであれば、消費税が8%になって細かくなった支払いにも悩まされることはない。今後も消費税率は変わってゆく可能性があるが、その時には今よりさらにマルチ電子マネーサービスが普及して、現金は徐々に使われなくなっていくかもしれない。

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年10月2日(木)~10月3日(金)
対象:全国10代~70代 男女264名

(文/しらべぇ編集部 提供/ヤマトフィナンシャル株式会社