着込むのNG、毛布の位置に注意…冬の睡眠で気を付けたい勘違いポイント3つ

2014/12/03 08:00

sirabee1203sumin

温度や湿度が下がり、北風が吹きつける寒い冬…。免疫力や基礎代謝の低下が招かれやすく、健康維持が難しい時季でもあります。効率よくカラダを温めることで、ぐっすり朝まで熟睡したいですよね! 今回は、“意外とやりがちだけれども間違っている”冬の温め快眠法をご紹介します。


 

■冬の快眠ルール1:羽毛布団の上にブランケットをかける

寒いからと、毛布やブランケットなどを何枚も体と羽毛布団の間に挟んで寝ている人が多いのですが、実はこれは大きな間違い!

羽毛は寒いときには広がって空気をたくさん含み、その間に熱を蓄えて体との間の温度を温かく保ってくれるので、直接体の上に掛けるのがベストです。ブランケットなどは間ではなく、羽毛の上に乗せると羽毛から外部へ熱が出ていかないよう、フタのような役割を果たすことが可能になります。すると、さらに温め度が上がり、朝までぬくぬく温かな寝床環境を維持することができますよ!

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■冬の快眠ルール2:電気毛布は就寝のタイミングで切る

ついつい、電気毛布を朝までつけっぱなしにして寝てしまっている方もいらっしゃると思います。しかし、皮膚温が上がり過ぎると体から水分が多く放出されるので、喉や鼻の粘膜が乾燥し、皮膚の潤いが失われてしまいます。

電気毛布を使用する際は、予め寝床を温めておいて、寝床に入ったらスイッチを切るようにしましょう。電気毛布を持っていない方は、就寝前に布団乾燥機で寝床を温めておくのも、寒い冬に入眠を促進する有効な方法。また、湯たんぽなど、朝に向かって徐々に温度が下がるものを使用することも、自然な眠りを邪魔しないのでオススメですよ。

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■冬の快眠ルール3:パジャマだけを着用する

寒さから、思わずたくさん着込んで寝ていませんか? 色々と重ね着をしてしまうと、寝返りをうつ際に衣服と寝具との間に摩擦が起こり、睡眠の質を低下させてしまいます。掛け布団を正しく使用したり、肩口だけを温める睡眠用のケープを活用したりして、モコモコに着込まないように気をつけてくださいね。

人は、人生の多くの時間を寝室で過ごします。寝室内の温度や湿度の管理も併せてしっかり行い、冬の寒さに負けない元気な体をつくりましょう!

(文/睡眠コンサルタント・友野なお

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