【つぎクル美人】新木優子さん オーディションで気づいた自分の一面とは?

2014/12/04 11:30

日々暮らしていると、必ず目にする「広告」。その制作過程において、出演するタレントの選定や出演交渉といった「キャスティング事業」を専門的に行う会社があります。彼らはこれからブレイクするタレントに常に目を光らせる、いわば「タレント目利きのプロ」

この連載「つぎクル美人を探せ」では、キャスティング会社「イー・スピリット」の足立社長が、長年培った独自の目線で「これからブレイクすること間違いなしの美女」へインタビューし、その秘密に迫ります。記念すべき第1回は、女優・モデルの新木優子さんです。

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■オーディションで気づいた「負けず嫌いの自分」

足立:最近、いろんなところでお見かけするようになりましたね。

新木:今年から『non-no』で専属モデルをやらせていただいて、ファッションのタイアップのお仕事、CMのお仕事など、幅が広がってきました。

足立:芸能界に入るきっかけは何ですか?

新木:原宿の竹下通りでのスカウトです。

足立:学校との両立は大変でしたか?

新木:最初の頃は「お仕事」ではなく、楽しんでできる「部活の延長」といった感じでしたが、中学、高校くらいから進路を考えるようになって「この業界で頑張りたい」って気持ちが強くなりました。

この1年はいろんなお仕事をさせていただいて、すごく充実した実感があります。ファッション誌のお仕事も新鮮な気持ちで臨めましたし、演技もCMだとそれまでとは違う演技を求められました。

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足立:今日は、「新木優子さんはどんな人か?」ということを聞きたいと思っています。

新木:負けず嫌いですね。最近気づきました(笑)。オー ディションで落ちて別の人が出ている作品を見ると「この子がやったんだな」って納得しても、やっぱり悔しさがあります。「もしかしたら自分がここにいたの かも」と思うと、「どうすればよかったのか」を反省します。真面目なところもあるかもしれません。受けるお仕事は自分の中でも素敵なものにしたいと思って います。

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■強い女性に憧れます。

足立:映像を観ましたが、演技も上手だと感じました。今まで一番楽しかったお仕事は?

新木:いっぱいありますが、大学1年のときに同じタイミングで撮影していた2本の映画が思い出深いです。『ゆるせない、逢いたい』ではシリアスな役で、『ス クールガール・コンプレックス』ではレズビアンの役だったんです。だから切り替えがすごく難しかったです。なので、最近では一番印象に残っていますね。

足立:気持ちはどうやって入れ替えましたか?

新木:現場の雰囲気もまったく変わるので、現場に入ると「切り替えなきゃ」って意識が働いて、リハーサルした時の感覚が戻ってきて、パッと変わってくれました。

足立:すばらしい!『スクールガール・コンプレックス』は結構ハードな内容だったのかな?

新木:そうですね。相手に気持ちが伝わらない片想いの役で、でも私の中では普通の恋愛として捉えていました。「好きになった人がたまたま女の人だった」とい う考えでした。難しい役の時は、まずシンプルに受け入れるようにしています。最初に構えるのではなく、「いったん飲み込んでから考えてみよう」と。

school_girl_complex_araki_yuko_sirabeecS・D・P/2013「SGC」運営委員会

足立:今後は女優として、どういった役をやってみたいですか?

新木:時代劇に挑戦してみたいです。昔の女の人ってすごく強いなって感じるんです。強い女性を演じることで、自分の中にも、そういった精神を取りこみたいと思います。

足立:強い女性に憧れるんですね?

新木:憧れるし、尊敬もしているので、そういう役を演じることができればかっこいいし、本当にぜひやってみたいと思います。

足立:今後の目標は何ですか?

新木:「老若男女に知ってもらえるような存在」「テレビで見てほっとするような存在」になりたいと思っています。演技の目標は「自分の演技に納得できる女優」になりたいです。もちろんモデルのお仕事もすごく楽しいので続けていきたいですね。

足立:しっかりした考え方を持っていて、そういう雰囲気もあるし、「強い女性になりたい」って話していたけど、その要素はあると感じます。将来、しっかりとした内面的にもかっこいい役を見てみたいですね。

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■足立の目利きポイント

新木優子さんとは、今回の対談で初めてお会いをしましたが、第一印象は、画面を通した時と印象が違うと。実物の方が良いとか悪いとかそういう話ではなく、色んな顔を持っていらっしゃる感じがしました。この点は演技の幅を広げられ、女優としてとても優位なことだと思います。

負けず嫌いとのことですが、確かにそんな印象は受けます。ただカワイイだけの女優ではなく、勝気な役とか見てみたいですね。綾瀬はるかさんや瀧本美織さんのような女優を目指されているようですが、私の感じでは、ほんわかとした雰囲気ではなく、松たか子さん的な芯の強さを演技の武器にされたらいかがかなと思いました。

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今回の「つぎクル美人」

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新木優子(あらき・ゆうこ)
1993年12月15日生まれ、東京都出身。原宿でのスカウトをきっかけにデビュー。女優業だけでなく、人気ファッション誌「non-no」の専属モデルとしても活躍している。

インスタグラムも人気で、国内外のファンがフォローしている。
http://instagram.com/yuuuuukko_

初のオフィシャルカレンダーも発売が決定しており、12/13に発売記念握手会イベントを開催。
http://www.stardustpictures.co.jp/book/2014/araki2015_event.html

(聞き手/イー・スピリット代表 足立茂樹 話し手/新木優子

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