20代で突出する結果に… 衣類の洗濯表示を見ても理解できない割合を調査
少数派ですが、洗濯をするのが大好きという人がいます。理由を聞くと、回っている洗濯機をずーっと眺めていたいとか…。だんだんとキレイになっていく過程を見ていると、落ち着いた気持ちになり、ストレス解消になるそうです。デトックスのように心の汚れも落ちるならば、洗濯が大好きになりそうですが、そんな画期的なものは現在のところないので、多くの人は洗濯をめんどくさいと感じているでしょう。
さらに煩わしいのが、あの衣類のタグなどについている洗濯表示。意味を理解できない人にとっては、ちょっとした暗号にすら思えます。いざ自分で洗濯するようになると、この暗号をスムーズに解読し、「あなたこのセーター、洗濯できないやつよ」と判断を容易に下していた母親のすごさを実感することもあるでしょう…。
ということで今回は、洗濯表示への対応力をアンケート調査してみました。以下をご覧ください。
「衣類の裏地などについている洗濯表示を見ても、どう対応したらよいのかわからない」
・はい:31.3%
・いいえ:68.7%
このように31.3%の人が、洗濯表示を見てもどう対応したらよいのかわからないと回答しました。20代では、男女とも対応できない割合が46.0%と、年代別で分けると最も高い数字になっています。家庭科の授業で学ぶ洗濯表示ですが、若者への定着率はほぼ半数ということですね。
20代では、洗濯自体に苦手意識を持っている人も少なくないようで、お気に入りの服を台無しにしてしまった経験がある人も少なくないようです。そこで今回は、アンケートで寄せられた意見をもとに、“洗濯ミスあるある”と呼べそうなエピソードをピックアップしてみました。
●白いシャツが、なんとも言えない色に
白いシャツには、カレーうどんや焼き肉など多くの敵が日常生活に潜んでいますが、洗濯のときでも気は抜けません。最大の敵は、安めのジーパンでしょう。一緒に洗濯してしまった場合、なんとも言えない淡いブルーに…。こうなってしまったら、「これはこれでいい雰囲気出てるよ! うん、問題なし」と洗濯機の前で自分を励ますしか解決策はなさそうです。
●サイズ変更されるセーター
セーターは非常にデリケートで、油断すると買ったときのキレイなフォルムはすぐ崩れてしまいます。洗濯機から取り出すと「予想以上に縮んでいた」というケースや、なかには「セーターの襟元がのびきってしまい、次に着たとき胸元広めの超セクシー系になっていた」との声もありました。縮んだりのびたり、コントロールが難しいセーターに、我々はこれからも振り回され続けそうです。
●ポケットにティッシュ
ポケットとは便利なもので、取り急ぎなにかを入れておくには絶好の場所です。使ったティッシュをそのままポケットに入れ、家に帰って洗濯機に…。洗濯終了後にフタを開けると、粉々になったティッシュが衣類にくっついているのをみて、思わず自分も白目になりそうになった経験がある人も少なくないでしょう。
ちなみにこの記事を書いていて気付いたのですが、「洗濯機」の読み方は「せんたくき」ですが、「せんたっき」でもちゃんと漢字に変換されるということがわかりました。完全に余談で終わってしまいましたが、皆さんも変換してみて下さい!
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年11月14日(金)~11月16日(火)
対象:全国20代~60代の男女1500名
(文/しらべぇ編集部・八木彩香)