忘年会の直後に新年会をやるのは無駄だと思う人、43.6% お金と時間の無駄?

2014/12/11 21:00


bousinnenkai

今年も残り僅かになってきた。この時期の夜の大行事といえば、「忘年会」だ。勤務する会社であったり、仲間内であったり、時には親戚一同が集まってなどもあるだろう。しかし、12月に忘年会を散々渡り歩いた後、年を越すと待っているのが、「新年会」である。

1年の締めくくりとしての忘年会と、新年を祝し1年の初めに勢いをつけるための新年会は、そもそも実施目的が違うとはいえ、期間でみれば1ヶ月も経たないうちに実施されるわけだ。あまりに近い忘年会と新年会の間隔。この続けざまの開催を“無駄”と考えている人はどれくらいいるのだろうか? アンケートサイト「マインドソナー」を使い、505人を対象にアンケート調査を実施した。

【12月に忘年会をやるのに、翌月の1月に新年会をやるのは無駄だと思う人】(集計期間:2014年11月26日~11月29日)

グラフ

・YES:43.6%
・NO:56.4%

このように、43.6%の人が立て続けに行われることを無駄だと考えていることがわかる。さらに、年代別に無駄だと考えている人の割合を見てみると…趣がある。

グラフ

・10代:41%
・20代:48%
・30代:48%
・40代:40%
・50代~:39%

集中しているのが20・30代なのがお分かりだろうか? そこで、どうして無駄だと思うのか、自由回答のなかから20・30代の声をいくつか抜粋してみた。

「1カ月も間がないので、どちらか一方でないと出費がかさんで辛いので」(30代女性)
「気を使うのが疲れる。1回で十分です」(20代女性)
「どちらかだけにしたほうが良い。どちらかを家族との時間にあてるべき」(30代男性)
「頻繁に飲み会できるほどヒマじゃない。なぜか上司を接待するため、金払って飲めないことがほとんどで非常につまらない」(30代女性)

多かったのは、「お金の無駄」だという意見。そしてもうひとつが、「気疲れ」だ。若手にあたる20・30代にとって、常に気を遣わなければならない会社での飲み会は、ある種の苦行であると考えている人が少なくないのだろう。

20・30代といえば、働き盛りの年頃。会社にとって、貴重な戦力である。“福利厚生”の一貫と考えて実施しているところもあるだろうが、今回の結果を見る限りでは、立て続けに行われる飲み会には一考の余地がありそうだ。

(文/しらべぇ編集部・常時系

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