上京経験者が「東京育ちかわいそう」と思うこと5選!例のアレできずかわいそう!?
地方の人たちにとって、“上京”は人生におけるとても大きな出来事だ。上京してみて、「今まで当たり前と思っていたことが全然通用しない…東京コワイ…」と感じる人も少なくないだろう。しかし、上京してみて、「東京にずっといるの、ちょっとかわいそう…」と東京出身の人たちに対して感じることもあるようだ。
今回は、上京経験のある地方出身者22名に、「東京育ちがかわいそうだと思うこと」を聞いてみた。
●自然がなさすぎて、かわいそう
地方では、小さい頃は川や山で遊んではしゃぐのが当たり前。「東京の人は川に飛び込んだことがないと聞いたとき、あの爽快感を味わったことがないなんてかわいそうだと思った」というような声が聞かれた。
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●名物がなくて、かわいそう
青森といえばりんご、京都といえば八つ橋など、県や地域ごとに特別おいしい食材や名物が存在するなか、東京には特出した有名なものがないのも事実だ。なんでもそろって便利だが、食べるものに季節感がないので寂しいという意見もあった。
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●これで水がおいしいとか、かわいそう
「東京の水道水を飲んだとき、不味さに驚いた」という声もあった。ずっと東京に住んでいる人のなかには、何の抵抗もなく水道水を飲む人もいるかと思うが、地方出身者からすると「よく飲めるね…」といった感じらしい。東京の水も昔に比べるとおいしくなってきているそうだが、やはり天然水には敵わないのかもしれない。
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●ドラマみたいな別れができなくて、かわいそう
「地方で東京に行く人がいると、地元がざわつきます。東京行っても俺たちのこと忘れんなよ…みたいな感動的な別れが少なからずあります。ちょっと全員が雰囲気に酔っている部分もありますが、なかなかいいもんです」との意見も。確かに、東京に住んでいるとこのようなシーンに出くわすことはあまりなさそうだ。
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●「星キレイ!」とか、かわいそう
東京の夜空は、空気が澄みわたっている日でも星の輝きに限界がある。しかし、そんな夜空の下で暮らしていると、それが普通になってしまい、冬の晴れた日にたまたま空を見上げたとき、星がキレイと感じることもある。
地方出身者の前でふと、「今日は星がキレイだね」と言った場合、「この程度でキレイとか基準低すぎだろ。満天の星空見たことないんだな、かわいそう…」と思われることもあるらしい。「東京にしては…」と付け加えれば、そんな風に思われないかもしれない(?)。
このように、地方から東京に来たからこそ気付くことがたくさんあるようだ。東京育ちの人が地方に住めば、同じように「かわいそう」と思うこともあるのだろうか?
(文/しらべぇ編集部・八木彩香)