【新年にチャレンジ】意外と簡単に習得できる世界の言語5選!
迫りくる新年に向けて、「来年こそ何か新しいことを始めよう!」とウズウズしてくるこの季節。「とりあえずひとつ外国語を身につけようかな」という方も多いのではないでしょうか。
ただ、言語を習得しようと思っても、志なかばに挫折してしまうのも現実。そこで、しらべぇ編集部では、日本語を話す私たちだからこそ習得しやすい「世界の簡単な言語」を調べてみました。
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①モンゴル語
実は、日本語と似ているモンゴル語。とりわけ、文法面で多くの共通点を持ちます。「主語→目的語→述語」と続く語順の言語は、稀有な存在と言えるようです。
話者はモンゴルと中国の一部地域に限られ、決して多くはないようですが、アジア地域の中でも日本人が遺伝的にも強いルーツを持つとされるモンゴルの言葉だからこそ、言語の習得を通して新たなつながりが発見できるかもしれませんね。
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②韓国語
もう一つ、日本語と同じ「主語→目的語→述語」の語順の代表例が、韓国語。語順だけでなく敬語を持つのも日本語との共通点です。しかも、謙譲語という概念は存在しないため、主語に関係なくすべて尊敬語で問題なしとのこと。普段から敬語に悩みがちなあなたも大助かりかも。
一方で、発音が難しいとされますが、そんな悩みを解消してくれるのがハングル文字。左右で母音と子音を表す文字を見れば発音が一発でわかるので、ルールさえ覚えれば文字も覚えやすく、発音も上達することでしょう。
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③インドネシア語
インドネシア語はとにかく簡単なことで有名です。ローマ字読みで読める、時制が存在しない、とにかく習得しやすい言語なのです。それもそのはず、かつてインドネシアに住む多くの民族が一つの国としてまとめられた際に、あらゆる民族が使えるように最も簡単な言語が採用されたとのこと。
2億5千万人の人口を抱える一大マーケットとして、安定した経済成長を見せるインドネシア。この言語を習得するのは、ビジネスにおける大きな武器にもなるかもしれません。
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④トルコ語
続いてユーラシア大陸を西へと飛んで、アジアとヨーロッパを繋ぐ国、トルコの言語。この国では、様々な文化と同様に、言語もアジアの系譜を受け継いでいるようです。そんなトルコ語は、語順や語形成の面で、日本語にとても似ています。
トルコだけでなく、ドイツやブルガリア、ギリシャにも多くの話者を持ち、世界に6000万人以上の話者がいるそうです。意外と使える場面が多い言語なのかもしれません。
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⑤ハンガリー語
最後は、一見日本語とはつながりのなさそうなヨーロッパのハンガリー語。西ローマ帝国崩壊のきっかけともなった「フン族」の末裔とも言われ、ヨーロッパ言語とは一線を画しアジアの言語に通ずるルーツを持つハンガリー語。文法面で日本語に似ています。
「やはりヨーロッパへの憧れは捨てきれない…!」というあなた、ぜひハンガリー語を学んでみては?
世界の言語は親戚関係のように繋がっています。しかし、日本語の親戚にあたる言語が少なく、日本語者の話者の手をつけやすい言語はなかなかないようです。だからこそ、ちょっと近い言語を学ぶことで、言語の幅を広げていってみてはいかがでしょうか。
(文/しらべぇ編集部・じゅんぺい)