【ダダ漏れ】電車内で3人に1人は他人の携帯から「個人情報」を見たことがある!?
覗くつもりはないけど、電車内で他人のスマホ画面が視野に入ってきてしまう…。ゲームアプリやしらべぇを見ている画面ならまだしも、メールやLINEでのやり取りが見えて、名前・勤め先など個人情報を知ってしまったという方もいるのではないでしょうか。
そこで今回しらべぇ編集部ではアンケートサイト「マインドソナー」を使って、電車の中でどれくらい個人情報がダダ漏れているのかを調査してみました。
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Q.電車内で他人の携帯・スマホ画面から個人情報が見えたことがある?
・はい:32.2%
・いいえ:67.8%
約7割が「いいえ」ということで安心するのは、まだ早い。じつに、3人に1人は「電車内で他人の携帯・スマホから個人情報を見た経験がある」ということです。
ちなみに、男女別に見ると、男性は女性の約2倍「見た経験がある」と回答。平均身長が高い男性のほうが見やすいせいか、男性のほうが覗き見根性があるのか、定かではありませんが。
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■実際、どのような情報が見えてしまっているかというと…
「メッセージの内容」(男性34歳/パート・アルバイト)
「名前、暗証番号、性癖」(男性49歳/会社員)
「実家の場所、子供の名前と写真、プロジェクトの内容」(女性36歳/主婦)
おそらく大概の方は見えてもすぐに忘れてしまうか、たわいもない会話ネタになるぐらいのことかとは思います。しかし、ここから犯罪に繋がることも想定できるのです。
・名前→いたずら目的
あたかも以前にどこかで会ったことがあるかのように接触ができる。接触メリットは解らないが、相手が自分を思い出せないと困った様子を楽しむという趣向の方がいるかもしれない。
・子供の名前と写真→誘拐
自分の名前を知っている人が「ママ(パパ)の友達だよ」と接触してきたら、その子供はついて行ってしまう可能性もある。
・暗証番号→金銭的被害
ショッピングサイトで使っている暗証番号であれば、住所や電話番号、クレジットカード情報を閲覧することができてしまう可能性もある。
・プロジェクトの内容→コンプライアンス違反
社内で機密情報扱いの内容だった場合、確実にコンプライアンス違反。オープンになっていない情報が競合他社に漏れてしまった場合は会社に迷惑がかかるということも考えられる。
・性癖→ストーカー
バラされたくなければ…といった脅しネタになる可能性も。その性癖を目当てに近づいてきて関係を迫ってくる人もいるかも。
液晶保護フィルムを貼るという対策もありますが、横からガードできても真後ろからはバッチリ見えてしまっていることもあります。少々過剰な想定ではありますが、混み合う場所での個人情報入力と閲覧には注意しておいた方がよさそうです。
(文・写真/しらべぇ編集部・さかもとあや)