【謎の現象】あれほど観たかったのになぜ? 42.3%が録画した番組を「観る気がしない」
NHKの「紅白歌合戦」をはじめに、日本テレビの「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」の「笑ってはいけないシリーズ」、テレビ朝日の「くりぃむVS林修! 年越しクイズサバイバー」、TBSは「年またぎスポーツ祭り!KYOKUGEN2014」、フジテレビは「THE FACE OF 2014 世界が選ぶ今年の顔アワード!!」。大晦日の夜は、すべてのテレビ局が「1年の集大成」とも言える番組を贅沢にもそろえてくる、1年で最大の激戦区です。
ところが、「あれもこれも観たい」と思っても、同時に2つ以上の番組を観ることは難しいため、必然的に、リアルタイムで観る番組以外は、録画することになります。
ところで皆さん、経験はありませんか?あの不思議な生理現象。録画する前まではとても楽しみにしていたのに、観ることなく録画した番組を消してしまったこと。お母さんに録画をお願いしていて、できていなかったらものすごく怒ったはずなのに、なぜか、観たいと思わなかったこと。筆者のハードディスク録画容量は、そんな番組であふれかえっています。
そこで編集部ではアンケートをとってみました。
Q. テレビ番組で、観たいと思っていたのに、録画した途端観たくなくなったことがありますか?
ある:42.3%
ない:57.7%
半数近い人が「あの現象」を経験したことがあると回答しました。恐るべし、「あの現象」の浸透度。
この「手に入れた瞬間に、内容への興味が薄まる」現象、ゲームでは「積みゲー」、本では「積ん読」と呼ばれたりもしますが、調べたところ、テレビ番組まわりでは無いようです。さしずめ「No Look Rec」といったところでしょうか。
最近では、HDDに録画した番組をスマートフォンに転送して、外出先でも観ることができるなんて便利な機能もあるそうですが、「あの現象」はこれによって解消されるのでしょうか?
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年12月12日(金)~12月15日(月)
対象:全国20代~60代の男女1500人
(文/しらべぇ編集部)
画像は「パナソニック・ビエラ」公式サイトのキャプチャです。