【お正月】2014年の初詣で願った内容、67.4%の人は覚えていないことが判明
2015/01/01 13:00
今日から、新年。たった一夜にして、日本全国が「お正月」模様に様変わりだ。帰省する人、仕事する人、寝正月を過ごす人…。正月の予定は様々だと思うが、どのような正月を過ごしたとしても、「初詣」に出かける人が多いことは言うまでもない。
ちなみに昨年2014年の1月1日から3日にかけて参拝客が多かったのは、明治神宮(東京)の約316万人を筆頭に、成田山新勝寺(千葉)、川崎大師平原寺(神奈川)、浅草寺(東京)、鶴岡八幡宮(神奈川)とつづく。関西だと住吉大社(大阪)や伏見稲荷大社(京都)、中部だと熱田神宮(愛知)、九州では太宰府天満宮(福岡)あたりは、例年通りの混雑が予想されるだろう。
さて、「初詣」といえば、お賽銭を投げ、願い事をして手を合わせる。厄年の人はお守りを買ったりお祓いを受けたり、また特に受験生やその家族は絵馬を書く。それぞれの目標や願い、または決意を新たにした“瞬間”だったかもしれない。
しかし、よくよく考えてみると。今年の正月三が日に初詣に行ったとするならば、すでに1年近く前のことだ。人は、1年も前のことをはっきり覚えているのだろうか?
そこで、しらべぇ編集部では、2014年に初詣に行ったという成人男女1500人を対象にアンケートを実施した。結果は以下の通りだ。
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Q.去年の初詣でお祈りした内容をちゃんと覚えている?
・覚えている:32.6%
・覚えていない:67.4%
このように、初詣に出かけた人の約7割が、お賽銭を投げて手を合わせた瞬間に何をお願いしたのか、覚えていないことが判明した。人が初詣でお願いする内容というのは、そこまで切なる願いではないのかもしれない。欲は張らず、「ただ家族が健康でいられますように」とだけお願いした人も少なくないだろう。
「初詣」に行けば、参道に敷き詰められた玉石を踏む音、たこ焼きや甘酒など露店の匂い、寺社仏閣ならではの荘厳な雰囲気など、年の初めに「非日常」を味わうことができる。年に一度の「お正月らしさ」を楽しむだけでも、日本の誇らしい習慣と胸を張りたい。
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年12月12日(金)~2014年12月15日(月)
対象:全国20代~60代の男女1500名
(文/しらべぇ編集部・武広しんじ)