【1500名調査】年収が高いほど飲み会での自慢話が苦ではないことが判明!
忘年会だらけの12月が慌ただしく過ぎたと思ったら、すぐに新年会だらけの1月が待ち受けている。なんて人も少なくないだろう。
一体、日本人はどれだけお酒を飲むのが好きなのか…と突っ込みたくもなるが、そんな飲み会の場でよく出る話題が「苦労話」そして「自慢話」。これは、会社の上司と飲みに行ったことがある人なら、一度は経験しているのではないだろうか?
年配者ほど同じ話を繰り返す傾向が強く、「その話3回目ですけどね」と心の中で呟きつつも毎回真剣に聞いている素振りを見せ、「大変でしたね!」「本当に尊敬します!」など、大げさなリアクションを取り、飲み会が終わる頃にはグッタリしている。
そんな誰もが聞きたくないであろう飲み会の場での「苦労話」と「自慢話」。今回、しらべぇ編集部では「聞かされるならどっちがマシだと思うか?」を年代や職業別に調査してみた。すると、年収が高いほど、「自慢話」の方が嫌ではないという結果が表れた。
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Q.飲み会の場で聞かされるなら「苦労話」と「自慢話」どっちがマシ?
■苦労話の方がマシだと思う
300万未満:66.7%
300万~500万円未満代:60.7%
500万~700万円未満:63.6%
700万~1,000万円未満:53.2%
1,000万円以上:40.0%
■自慢話の方がマシだと思う
300万未満:33.3%
300万~500万円未満代:39.3%
500万~700万円未満:36.4%
700万~1,000万円未満:46.8%
1,000万円以上:60.0%
グラフを見ると、年収700万を境に「自慢話」の方がマシだと思う割合が増え始め、1,000万円以上になると逆転。
「自慢話」は良く言い換えれば「成功体験」であり、年収が高い人ほど、他者の成功体験から学ぼうとする姿勢が強いのでは?と感じた。おそらく「成功」することに貪欲である結果が、年収に現れているのだろう。
ちなみに職業別の結果では、会社員・公務員・自営等、ほとんどが「苦労話の方がマシ」だという割合が60%を超えたにも関わらず、経営者だけが「自慢話の方がマシ」だという割合が57%と、「苦労話」を上回る結果となった。
であれば、面倒くさいと思っていた他人の自慢話も、むしろ積極的に聞き、自分の糧となるよう学ぶ姿勢に徹すれば、年収が上向きになることが期待できるのかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・小林香織)