2015年はさらに増える?「ごはん少なめで!」党の議席数が拡大する3つの理由

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バナナダイエットや納豆ダイエットなど、「○○ダイエット」が次々流行っては廃れる我が国ですが、2014年に流行ったダイエットの一つに「低炭水化物(糖質制限)ダイエット」があります。ご飯やパンの食べる量を減らしたり、定食屋でライスを抜くことによって摂取カロリーを減らすこの方法。昨年、実践してみた人も少なくないのではないでしょうか。

また実践はしていない方でも、飲食店で「ご飯少なめ」をオーダーしている人を見かけたことがあるかもしれません。

そんな「低炭水化物ダイエット」ですが、ここ最近の趨勢を見てみると、2015年もそのブームがさらに続く可能性が高いと言えるでしょう。今回は、その理由を大きく3つに分けてご紹介します。

 

2015年も「ごはん抜き」or「少なめ」が流行る3つの理由

【その1】低炭水化物本が相変わらずブーム

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ここ数年、低炭水化物ブームを後押しするような出版物が次々と刊行されました。『炭水化物が人類を滅ぼす 糖質制限からみた生命の科学』(夏井睦・著 2013年 光文社)を嚆矢として、2014年は『炭水化物の食べすぎで早死にしてはいけません』(江部康二・著 2014年 東洋経済新報社)『日本人だからこそ「ご飯」を食べるな』(渡辺信幸・著 2014年 講談社)などの糖質制限本が書店に数多く並びました。

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最近では人間本来の姿に回帰することをすすめる『GO WILD 野生の体を取り戻せ!』(ジョンJ・レイティ、リチャード・マニング・著 野中香方子・訳 2014年 NHK出版)という本が刊行されています。

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本書はダイエット本というよりは一種の思想書。低炭水化物の食事を摂ること以外にも運動や睡眠など人間の生活全般を原始的な状態に改めることを説いており、本書の影響によりダイエットではなく「野生思考」というアプローチで糖質制限をする人が増える可能性があります。

【その2】糖質制限をしている高齢者がさらに増加

しらべぇ編集部による以下の調査結果にあるように、食事の際に「ごはん少なめ」を注文している主な年齢層は50代以上の年配の人たちです。現在日本人の平均年齢はおよそ44.9才ですから、人口ボリュームから見て「ご飯少なめ」を注文する人の数はさらに増加していくことでしょう。

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【質問】
「食事の際は『ごはん少なめで』など注文をつけるように、米や麺類などの炭水化物を少なめにしている」と答えた人の割合

20代:23.3%
30代:23.3%
40代:34.0%
50代:40.0%
60代:42.3%

【その3】単独世帯の増加で外食・中食ニーズがさらに高まる

「ご飯少なめ」をオーダーするのは外食や中食のときです。一般に単身世帯や独身の人たちのほうが外食に頼りがちですから、単独世帯が増加する一方の日本社会では、さらに「ごはん少なめ」を頼む人たちが多くなりやすいと言えるでしょう。

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総務省統計局が発表した2010年時点における我が国の単独世帯割合は32.4%。2番めにあげた理由の「高齢化」と重なり、白米の消費量が減少してくのは自然な流れかもしれません。

 

変化には必ずビジネスチャンスが!雑穀米に走る前に注意すべきこと

むろん、若い人たちのあいだでは白米や麺類をしっかり食べたいニーズもあるので、外食産業のなかには相変わらず「ごはん大盛り無料サービス」をつけてセグメント化を図る店舗もあるでしょう。

その一方、2015年は少量のごはんやおかずを数種類提供する飲食店玄米や雑穀米のメニューを提供する飲食店がさらに増加していくことが予想されます。ただし、雑穀米や玄米と白米のあいだにカロリーの差はほとんどありません。また、炭水化物を抜くことは栄養バランスを欠いた食生活になりがちなのでかえって体調を悪くしてしまうという指摘もあります。

これらを考慮すると、2015年は炭水化物について種々の議論が錯綜する過渡期になるとも言えるでしょう。

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo

調査期間:2014年12月12日(金)~2014年12月15日(月)
対象:全国20代~60代 男女計1500名

(文/しらべぇ編集部)

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