実はマナーじゃない!?エスカレーターで片側を空けるのをやめるべきに24.7%が賛成
エスカレーターに乗る時って「左側は立ち止まり、右側は歩く人の為に空ける」習慣が根付いていますよね(大阪は左側を空けて、右側で立ちますが)。これって、誰が決めたかは分かりませんが、物心ついた時から当たり前のようにやっていますし、右も左も立ち止まっている人がいるとイラッとしてしまうことすらあります。
ですがこの習慣、最近は是非が問われていることをご存知ですか? 元々エスカレーターはステップ上に立ち止まって利用することが前提で作られていることと、お年寄りや子供の付き添い、障害を持っている方など、エスカレーターを片側だけで乗れない方への配慮が理由だそうです。
また、2013年には北海道・関東・中部・関西の鉄道事業者27社局や商業ビルが中心になり「みんなで手すりにつかまろう」キャンペーンも実施されました。このような形でエスカレーターのマナーについて変化が起きようとしています。
今回、しらべぇ編集部ではこのエスカレーターのマナーについてアンケートをとってみました。アンケートは、20代〜60代男女1500名に「エスカレーターで片側を空けるルールは、やめるべきだと思う」という内容でとっています。
気になる結果はコチラです。
【エスカレーターで片側を空けるルールは、やめるべきだと思う】
はい:24.7%
いいえ:75.3%
24.7%と、約4人に1人の方が「片側をあけるルールはやめるべき」と思っている結果になりました。毎日当たり前に片側をあけていた人からすると驚くべき結果ではないでしょうか。筆者は、片側は空けるものだと思っていたので結果に驚きが隠せませんでした。
朝の通勤ラッシュ時などは、混みすぎているので歩くことも必要だとも思います。とはいえ、空いている時間帯などは常に片側を空けるのがマナーだと思わず、イライラしない心持ちと配慮が大事になりそうですね。
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年12月12日(金)~2014年12月15日(月)
対象:全国20代~60代 男女計1500名
(文/しらべぇ編集部・砂流恵介)