「家が燃えますように」「元カレが●●ますように」・・・縁切り神社の絵馬が怖すぎる!
生きてりゃ切りたい縁もある!?
初詣に行った人は、何を願ったでしょうか? 健康や仕事、または恋愛についてなど…、人によって様々あると思いますが、何事においても“縁が大切”ということは、共通するのではないでしょうか。良いご縁がありますようにと、5円玉をお賽銭として投げる人も少なくないですよね。
ほとんどの神社では、多くの人が良いご縁との出会いを願うでしょう。しかし、京都にはちょっと怖い「縁切り神社」という場所があるのです…。
関連記事:【「◯◯運」で一番ほしいのは】半数以上がアレを選択! 4つの開運術も紹介
その神社は京都にあった
たくさん神社やお寺がある京都で一線を画しているのが、「安井金比羅宮(やすいこんぴらぐう)」という神社です。パワースポットとしても有名で、「あらゆる悪い縁を切り、良縁を結ぶ」ために多くの人が訪れるとか。
場所は京都の四条という有名観光エリア内で、近くに清水寺や建仁寺もあるというアクセスのよさから、時期によっては混雑することもあるそうです。比較的小さなお寺ですが、今から1300年以上前の飛鳥時代に建立され、保元の乱で讃岐に流された崇徳天皇が、讃岐の金刀比羅宮で欲を断ち切ったことから「縁切り神社」としてご利益があると言われています。
関連記事:【一石二鳥】ついでに大阪まで楽しむ! 効率のいい「京都オススメ観光ルート」
簡単!穴をくぐるだけで縁切り願いは完了!
こちらの「縁切り縁結び碑」は、高さ1.5メートル、幅3メートルの絵馬の形をした巨石で、これを目的として訪れる人がほとんどです。切りたい縁・結びたい縁を願いながらまず中央の穴を、表から裏へくぐります。これでまず悪縁を切って、次に再び裏から表へくぐって良縁を結ぶそうです。
関連記事:最高額は驚きの値段!笑顔が素敵な「路上の詩人」に仕事のことを聞いてみた
絵馬が昼ドラよりドロドロ・・・「家が燃えますように」「元カレから連絡が来ませんように」
もうひとつ注目すべきなのは「絵馬」です。他の神社でも絵馬はよく見かけるので、特別珍しくないと思うかもしれませんが、ここに書かれた願いは他とはひと味違います。縁を切りたいという怨念が込められているような内容ばかり。例えば「元カレから連絡が来ませんように」、「不倫した夫と相手の縁が切れ、家が燃えますように」という類の願いが込められた絵馬が並んでいます。
なかには実名を出していたり、住所や電話番号が記載されたものもありました…。ノンフィクションなだけに昼ドラより生々しくドロドロです。他にも、「ホームステイに来ている○○が、不当な日本ガイドを要求してきませんように。そして、期間が終わったら私たちに全く関わりがない人間として生きていきますように」という、詳しく内容を聞いてみたくなるようなものもありました。
こと細かにストーリーが書いてあるものもあり、思わず次々と読んでしまいます。縁を切りたい人も、怖い話が大好きな人も一度訪れてみてはいかがでしょうか?
(取材・文/しらべぇ編集部・八木彩香)