【家族を持つとここまで変わる】男が「パパ」になると見られる百貨店での行動とは?
扉の「押」「引」守ってますか?
デパートの扉には、取っ手が付いていて「押」「引」と表記されているものが使われる場合が多いですよね。きっとほとんどの人にとって馴染みのある扉でしょう。
ところで皆さんは「押/引」の表記を見て、その通りの方向に扉を動かしているでしょうか。なかには一応「押/引」と表記されていても、どちらでも対応できる“ふりこ”のような可動域を持つ扉もありますよね。つまり、「引」と書いてあったとしても、実際は押しても開けることができるのです。
引く扉の場合、一度立ち止まって数歩下がって扉を開ける必要があります。これって押す場合に比べて若干面倒に感じる人も少なくないのではないでしょうか。
関連記事:【厳選5つ】自習室にいるけど勉強できない人あるある!人が入るたびに振り向く…
24%が「引け?そんなの関係ねぇ!」
そこで今回、実際にどのくらいの人が「引」と表記されている扉を押して開けているのかを調べてみました。検証場所は東京・吉祥寺にある有名百貨店の一階入口です。
結果、150人中36人、つまり24%の人が「引」の扉を押して通過していました。この日は買い物に出る人が多い休日だったため、両手が買い物袋でふさがっている人が多く、肩で押し開けるという光景が目立ちました。平日に同じ調査をした場合、その割合は低くなるかもしれません。
関連記事:始めたけど続きませんでした…。20代女性の28.7%は三日坊主ブロガーと判明!
パパになると生まれる百貨店での行動
ここで調査中に見られた印象的な出来事を紹介します。この日は休日だったためカップルや家族のお客さんが多く、調査中には何組ものカップルが扉を通過していました。気になったのは、その扉を開ける人。子供連れの家族の場合、扉を開けるのはたいてい「パパ」。子供を抱っこしていてもしっかり扉を引いてパパが開け、ママに渡す形で通過していく人たちがほとんどでした。
しかし、10代〜20代の若いカップルの場合、彼女のほうが扉を先に開けるケースが多かったのです! 女性が扉を引き、男性は女性の3歩後ろをついていくような形で通過するのです。これはいわゆる“世代カラー”なのか、それとも家庭を持つと男性に責任感が生まれるからなのかはわかりませんが、興味深い差と言えるでしょう。
ちなみに、あるカップルのヨーロッパ系外国人の彼氏は扉の数メートル前から小走りになり、サッと扉を引いて彼女には指一本扉に触れさせないようなエスコートをしていました! まさにレディーファーストといえる対応をしていたのです。これは確実にモテる対応です。扉ひとつに既婚/未婚、国際性など異なる傾向を見いだせる興味深い調査となりました。
(文/しらべぇ編集部・八木彩香)